京都府

2024/05/15

【京都府】ご当地B級グルメ「茶そば」の特徴や歴史を紹介します

今回は、京都府のご当地B級グルメ「茶そば」の特徴や歴史を紹介します。

京都府は、日本列島のほぼ中央に位置する都市で、日本の古都として歴史や伝統、文化を最も感じられるエリアです。

そんな魅力あふれる京都府のご当地B級グルメ「茶そば」と、京都府の観光スポットをまとめて紹介していきます。

茶そばとは?

茶そばとは、京都府で食べられている緑色のお蕎麦です。蕎麦に宇治抹茶を混ぜて作っている、いわゆるかわり蕎麦の一種として知られています。

ツルツルしていて喉越しの良いのが特徴で、食べた瞬間に抹茶の豊かな風味が口の中全体に広がります。

香り豊かなので、麺つゆにつける前に、まずはそのまま食べてみることをおすすめします。

茶そばの歴史

茶そばは、江戸の中期の最初に誕生したと言われています。

この頃、白いさらしな粉を製粉する技術が発達したことと、「湯ごね」と呼ばれる製麺技術が生み出されたことがきっかけで、さまざまな「創作そば」が生まれていました。

約1750年ごろに出版された「料理山海郷」という本によると、最初のそば料理は「玉子蕎麦切」であったそうです。

その後、「百合切り」、「紅切り」、「海老切り」などの種類が考案されました。ちなみに、三色そばは白いそば、赤い海老、緑の茶そばでできています。これに黒胡麻と黄色の玉子を加えたのが五色そばというわけです。

この三色そばや五色そばが江戸時代中期ごろに流行したのは、「雛そば」という行事と関係があるようです。雛そばは、雛祭りの次の日に雛人形を片付ける際に、節句そばとして食べるもので、雛そばも年末の年越しそばと同じように、家族の幸福や長寿を願って食べる縁起の良いものです。

このようにかわり蕎麦がたくさん誕生した時代に、茶そばも生まれたと言われています。

茶そばの特徴

茶そばの特徴は、やはりなんと言っても抹茶の香りが引き立っていることでしょう。

他の蕎麦にはないほど、宇治抹茶の香りがしていて後味がさっぱりしているので何度食べても飽きません。

また、緑色をしているところも他の蕎麦とは異なる特徴と言えます。蕎麦に色がつくほど抹茶を混ぜ込んで作っていることがわかりますね。

茶そばの作り方

ここでは、茶そばを使った肉そばのレシピを紹介します。

まず、長ねぎを斜め薄切りにします。鍋にお湯を入れて沸騰させたら茶そばを入れ、パッケージの表記通りに茹でて、お湯を切ります。

その後は、流水にさらして洗い、しっかりと水気を切りましょう。

別の鍋に水250ml、2倍濃縮のめんつゆ100ml、豆板醤小さじ2、ラー油を入れて中火で加熱し、沸騰したら牛こま切れ肉を入れて煮ます。

牛こま切れ肉の色が変わったら切っておいた長ネギを加えて2分ほど煮て、牛こま切れ肉に火が通ったら火から下ろします。

最後に器に茹でた茶そばを入れ、作ったつゆをかけたら完成です。

京都府の観光スポット

ここからは、京都府でおすすめの観光スポットを紹介していきます。

清水寺

清水寺は、京都市東山区にある北法相宗の大本山の寺院です。

世界遺産「古都京都の文化財」の1つに登録されている寺院で、本堂以外にも、仁王門、三重塔、音羽の滝などがあり、見どころ満載です。

崖にせり出すように建てられた本堂は、四季折々の景色が楽しむことができる絶景スポットで、清水寺には欠かせない存在となっています。

この美しい清水寺を一目見ようと、国内外から毎年多くの観光客が訪れています。

八坂神社

八坂神社は、京都府京都市東山区祇園町にある神社です。

平安京遷都以前からの歴史を持つ神社で、古来より疫病除けの神社として信仰されてきました。

八坂神社では、日本三大祭であり世界的に有名な「祇園祭」が、1000年以上続けられています。

国宝・重要文化財に認められていている本殿や社殿・建物は、色鮮やかな赤色をしていて言葉を失うほどの美しさです。

春には桜、夏にはお祭り、秋には紅葉、冬には雪景色と四季によって異なる美しさを見せてくれるので、京都を訪れた際にはぜひチェックしてみてください。

八坂の塔

八坂の塔は、京都を代表する建物の一つで「五重塔」とも呼ばれています。

飛鳥時代に開かれた法観寺内にある塔で、1440年に再建されたものが現在も残っているのです。

高い建物がない東大周辺では、一際目立つ存在で、その景観は思わず足を止めて写真を撮りたくなる美しさです。

また、夜はライトアップされさらに幻想的な雰囲気を纏います。ぜひ、昼とは違った八坂の塔をお楽しみください。

京都府へのアクセス

ここからは、京都府までのアクセス方法について紹介します。

東京から京都にアクセスする場合は、新幹線か高速バスがおすすめです。新幹線でアクセスする場合には、JR東京駅からJR京都駅まで約2時間10分で行くことができます。

しかし、新幹線は料金が高いため交通費を安く済ませたい方は、高速バスを利用するのがおすすめです。新宿駅と東京駅から京都駅行きの高速バスが出ており、2,000円から8,000円程でアクセスできます。

大阪から京都にアクセスする場合は、電車で行くのがおすすめです。大阪駅から京都駅まで約30分でアクセスできます。

京都府の位置

まとめ

今回は、京都府のご当地B級グルメ「茶そば」について紹介しました。

茶そばは他の蕎麦と異なり、抹茶の香りとツルツルとした喉越しのいい食感が特徴の蕎麦です。

また、今回紹介したレシピ以外にも茶そばを使った美味しいレシピが多数存在するので、ぜひ試してみてください。

京都府には茶そば以外にも魅力的な食べ物や観光スポットがたくさんあるので、ぜひ一度足を運んでみてください。

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