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2024/07/02
【小田原】ご当地B級グルメ「かまぼこ」の歴史や特徴を紹介します

この記事の目次
今回は、小田原のご当地B級グルメ「かまぼこ」の歴史や特徴について紹介します。
小田原は神奈川県の西部に位置する街で、自然豊かなことで知られています。清らかな海や川があり、周辺は山に囲まれています。
今回はそんな美しい街、小田原のご当地B級グルメ「かまぼこ」の歴史や特徴をまとめて紹介していきます!
かまぼことは?
かまぼこは、白身魚のグチを味付けしてよく練り、そのすり身を木の板に盛り付けて蒸しあげたものです。
使われる魚は主にグチが多いですが、その他の白身魚が使われることもあります。
白色やピンク色をしており、板の上に扇形にぷっくりと盛られているのが特徴です。
魚はすり身にする前に何度も水で洗い、不純物や油分を取り除くことで、きめ細かく弾力のある食感のかまぼこを作ることができます。
小田原かまぼこの歴史

かまぼこは、平安時代に描かれた祝宴の図に「蒲鉾」の文字が書かれており、起源はとても古いと言われています。
当時は、なまずのすり身をすり潰し、竹を芯にして焼いたもので、ちくわに似ていたと言われています。
当時のかまぼこの見た目が蒲の穂や鉾に似ていたことから「蒲鉾」と呼ばれるようになりました。
小田原では、室町時代に既に現在のかまぼこが誕生していたと言われていますが、その後江戸時代の終わり頃に、魚のすり身を木の板の上に乗せて焼くかまぼこが盛んに生産されるようになりました。
小田原かまぼこの始まりは江戸時代の天明年間(約220年前)とされています。
当時から小田原で沿岸漁業が盛んであり、たくさんの豊富な種類の魚が獲れたことから東京日本橋のかまぼこ職人が小田原へ移り住んでから発展していったという記録もあるようです。
また、江戸時代の参勤交代による箱根越えをする大名にも保存性の良さなどで評価され、現在かまぼこは小田原の名物として全国で親しまれています。
現在は「小田原かまぼこ通り」という江戸時代から明治時代に最もにぎわった通りがあり、12軒のかまぼこ屋でさつま揚げや「じねんじょ棒」などを味わうことができます。
かまぼこの特徴
かまぼこの特徴は、板の上に付いていることです。
板に乗せて作る理由は、おめでたい日の出を想像させる扇形のかまぼこを支えるためです。
さらに、防腐剤としても役割を担っています。板がかまぼこの中にある余分な水分を吸い取ってくれるため、カビや細菌を防止してくれています。
かまぼこを使った料理
ここからは、かまぼこを使った料理「かまぼこと小松菜のナムル」を紹介します。
まず準備するものは、かまぼこ50g、小松菜100g、塩小さじ1/4、ごま油大さじ2、おろしにんにく小さじ1/2、白いりごま大さじ1です。
かまぼこは高さを半分に切って薄切り、小松菜は食べやすい大きさに切りましょう。
切り終わったら耐熱容器に小松菜とかまぼこを入れてラップをし、600Wのレンジで2分加熱します。
加熱し終わったらラップを外し、塩小さじ1/4、ごま油大さじ2、おろしにんにく小さじ1/2、白いりごま大さじ1を和えたら完成です。
小田原の観光スポット
ここからは、小田原市の観光スポットを紹介します。
小田原城

小田原城は、北条氏の本拠であり巨大要塞で、「難攻不落」や「無敵の城」と呼ばれていました。
江戸時代には居館部が近世城郭へと改修され、昭和35年には天守閣が復興されました。
小田原城の近くにある八幡山古郭からは、美しい小田原城と相模湾を一望することができ、春には満開の桜とともにその景色を楽しむことができます。
小田原城址公園

昭和35年に天守閣が復興した際に、本丸を中心に整備された公園です。
園内では、甲冑着付け体験ができたり、小さいお子さんが楽しめる遊具が揃っている子ども遊園地があったりと、大人から子どもまで楽しむことができます。
また、公園内には340本以上の桜の木が植えてあり、春になると満開の桜をみることが出来ます。小田原城を訪れた際には、ぜひ小田原城址公園にも足を運んでみてください。
わんぱくらんど

わんぱくらんどは、「遊びに熱中できる感動と発見の公園」をテーマにした公園です。
園内では、キックバイクが楽しめる広場で遊んだり公園の中を走るロードトレイン「わくわく号」に乗ることが出来ます。
子供達がのびのびと遊べる設備が整っているので、小さなお子さんと小田原を訪れる際はぜひチェックしてみてください。
小田原へのアクセス
ここからは、小田原へのアクセス方法を紹介します。
東京から小田原へアクセスする場合には、電車を利用するのがおすすめです。「東京駅」からは新幹線で「こだま」「ひかり」のどちらかに乗車すると約30分ほどで到着します。
新宿駅から出発する場合は、小田急線の「ロマンスカー」に乗車すると1時間半ほどでアクセスできます。事前に特急券の購入が必要ですのでご注意ください。
大阪から小田原へアクセスする場合は、新幹線の「のぞみ」で名古屋駅まで向かい、乗り換えて「ひかり」に乗車することで一駅で小田原にアクセスすることができます。
神奈川県小田原市の位置
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まとめ
今回は、小田原のご当地B級グルメ「かまぼこ」について紹介しました。
かまぼこは歴史が古く、特に小田原では室町時代から愛されている郷土料理であることがわかりました。
現在は全国で親しまれており、お正月には欠かせない料理となっています。
そして、小田原市のおすすめの観光スポットについても紹介しました。
小田原は、自然豊かでありながら東京に近く交通が便利な街です。ぜひみなさんも一度、小田原に足を運んでみてくださいね。
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