鹿児島県

2024/07/25

【鹿児島県】ご当地B級グルメ「さつま汁」の歴史や魅力を徹底解説します

今回は、鹿児島県のご当地B級グルメ「さつま汁」の歴史や特徴について紹介します。

鹿児島県は日本の九州に位置する県で、屋久島をはじめとする3つの世界遺産を保有しています。

また、自然の恵みから採れる野菜や果物はどれも美味しく、名物がたくさんあるのも特徴です。

今回は、そんな魅力あふれる鹿児島県のご当地B級グルメ「さつま汁」について徹底解説していきます!

さつま汁とは?

さつま汁とは、鶏肉と野菜をたっぷり使った味噌汁のことです。

一年を通して食べられる人気の郷土料理ですが、温かい料理であることから冬に食べられることが多いです。

さつま汁の歴史

鹿児島県では、古くから鶏を煮て食べる習慣があります。

『薩摩旧伝集』によると、江戸時代には薩摩武士たちが、鶏を闘わせる遊びである闘鶏を行っており、勝負に負けた鶏はその場で煮て食べられる風習が生まれ、男たちは野菜と一緒に煮込んで食べたと言われています。

闘鶏が禁止された後は、各家庭で鶏を放し飼いにし、特別な時や祝い事の際に煮て食べる習慣ができたと言われており、鹿児島県民にとって鶏肉を使った料理は欠かせないものとなっています。

今でも鹿児島県は鶏の飼育が盛んで、代表的な地鶏としてさつま若しゃも、さつま地鶏、黒さつま鶏などが挙げられます。

これらの鶏は「かごしま地鶏」としてブランド化されており、お肉の弾力や甘み、色合いが良いと人気があります。

このように、鶏と鹿児島県は長い歴史があり、現在も焼き鳥や鶏飯などさまざまな鶏肉料理が楽しまれているのです。

さつま汁の魅力

さつま汁の魅力は、季節に合った野菜を使うことからさまざまな味付けや野菜の風味を楽しむことができることです。

鶏肉の出汁が味噌汁に染み出すだけでなく、旬の野菜の旨みや風味を楽しむことができます。さらに家庭やお店によって味付けが異なるため、季節や家庭に応じて異なる味を楽しめる点も魅力と言えるでしょう。

さつま汁の作り方

ここからは、さつま汁の作り方について紹介します。

準備するものは、鶏もも肉40g、油揚げ1/2枚、さつまいも60g、にんじん30g、生しいたけ2枚、だしカップ、味噌、粉ざんしょうです。

入れる野菜はお好みで構いませんが、ここではさつま汁でよく使われる野菜を使った作り方を見ていきましょう。

まず、さつまいもは2cm角に切り、水に漬けておきます。次に油揚げは2cm四方、にんじんは1cm厚さのいちょう形、しいたけは石づきを取り除いてから4等分、鶏肉は2cm角に切りましょう。

次に、鍋にだしと鶏肉を入れて中火にかけ煮ます。煮立ったら弱火にしてアクをすくい、切っておいた野菜を加えてさらに煮ましょう。

その後弱火にして鍋に蓋をしたら、野菜が柔らかくなるまでさらに12~13分ほど煮ます。

最後に、味噌を溶いて入れたらさらにひと煮立ちさせ、器に移したら完成です。お好みで粉ざんしょうをかけるのも良いでしょう。

鹿児島県の観光スポット

ここからは、鹿児島県の観光スポットについて紹介します。

桜島

桜島は、鹿児島を代表する観光スポットの一つで鹿児島のシンボルと呼ばれています。

桜島の火山は高さ1,117メートル、周囲約52キロ、面積約80キロ平方メートルで、北岳と南岳の2つが合わさる複合活火山です。現在も活動している世界的にも珍しい火山として知られています。

桜島にある桜島ビジターセンターでは、これまでの火山活動の歴史や火山による地形の変化、桜島の歴史について学ぶことができます。

西郷隆盛銅像

鹿児島県鹿児島市には、明治維新に江戸城無血開城や明治新政府樹立などで大活躍した西郷隆盛の銅像があります。

これは西郷隆盛の没後50年を記念して建てられたものです。日本初の陸軍大将の制服姿で仁王立ちする想像は実際に見てみるとかなり迫力があります。

「歴史が好きな方」や「鹿児島を代表するモニュメントの前で記念撮影したい方」が訪れています。

仙巌園

仙巌園は、江戸時代初期に薩摩藩主の島津氏によって造られた別邸跡とその庭園です。

この庭園からは錦江湾や桜島を見ることができ、その雄大な景色は見る人を魅了しています。

仙巌園の近くには、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」があり、島津家の歴史や近代化事業に関する展示が行われています。

鹿児島県へのアクセス

ここからは、鹿児島県へのアクセス方法を紹介します。

東京から鹿児島県へアクセスする場合には、飛行機を利用するのがおすすめです。「羽田空港」から「鹿児島空港」まで所要時間約1時間50分でアクセスすることができます。

大阪から鹿児島県へアクセスする場合にも、飛行機を利用するのがおすすめです。「関西国際空港」から「鹿児島空港」まで所要時間約1時間20分でアクセスでき、片道1万円未満で購入することができます。

鹿児島県の位置

まとめ

今回は、鹿児島県のご当地B級グルメ「さつま汁」について紹介しました。

さつま汁は、鶏肉と野菜がたっぷり入った味噌汁であることがわかりました。また、鹿児島県と鶏肉は古い歴史があることもわかりましたね。

鹿児島県にはその他にも美味しい料理や、美しい観光スポットなど魅力がたくさんあるので、ぜひみなさんも足を運んでみてください!

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