沖縄県

2024/10/10

沖縄県のご当地B級グルメ「ソーキそば」とは?特徴や歴史を紹介!

沖縄県といえば独自の食文化が根付き、国際色豊かな料理がたくさんあります。

その中の一つ「ソーキそば」は沖縄そばの一種で、「ソーキ」と呼ばれる特徴的なトッピングがのった料理です。

今回は沖縄に来たら一度は食べたい麺料理、ソーキそばの魅力について解説します。

沖縄のソーキそばとは?沖縄そばとの違いも紹介 

沖縄のソーキそばは、豚のあばら肉や軟骨をじっくりと煮込んだ「ソーキ」を、沖縄そばの上にトッピングした料理です。

「ソーキ」は沖縄で豚のあばら肉のことを指し、ソーキそばには「本ソーキそば」と「軟骨ソーキそば」の2種類があります。本ソーキそばは骨付きのあばら肉がのったそば、軟骨ソーキそばは軟骨付きのあばら肉がのったそばです。

砂糖やしょうゆ、酒などを入れて作られるソーキは、甘辛い味付けがしみたジューシーなおいしさで、簡単に箸でほぐれるほどやわらかいのが特徴。ソーキそばのルーツでもある沖縄そばは三枚肉のラフテーをのせた一品で、ソーキそばとはトッピングが異なるだけです。

沖縄そばの店ではソーキそばのほかにも、甘辛い豚足をトッピングした「てびちそば」やふんわりとした口当たりの「ゆし豆腐そば」もよく食べられます。それぞれの沖縄そばを比べても楽しいので、ぜひ召し上がってみてください。

ソーキそばの発祥と歴史 

ソーキそばは、戦後になってから誕生した食べ物と言われています。元祖ソーキそばのお店は2軒あります。一つは1948年に名護市でオープンしたお店。

もう一つは1966年創業の食堂です。名護市にあるお店では、もっちりとした太めの平打ちそばに、ゴロッと存在感のあるソーキがのっています。食べ応えのある見た目ですがとてもやわらかく、カツオの風味広がるやさしいスープに、お肉の濃厚な旨味がマッチして汁まで飲み干したくなるおいしさです。

1966年創業の食堂では、県内に複数の店舗があり、各所でこだわりのソーキそばが食べられます。もともとは精肉店だったお店で、余ったあばら肉に味つけをし、沖縄そばの上にのせて提供したところ、お客さんに好評だったそうです。

また、当時働き盛りの人々にとってはコクのある味わいのソーキそばは大変好まれ、多くの方が店に訪れたそう。どちらのお店にもそれぞれのよさがあるので、ぜひ食べ比べてみてください。

ソーキそばのおいしい食べ方と魅力

ソーキそばはそのまま食べても十分おいしい一品ですが、沖縄で食べる際は現地の調味料を入れて味の変化を楽しむのもおすすめです。

沖縄そばのお店では必ずと言ってもいいほど「コーレーグース」という卓上調味料がおいてあります。これは沖縄県産の島唐辛子を泡盛に漬けた辛味調味料。沖縄ではポピュラーな調味料として知られており、繊細なカツオだしのスープにプラスすると、味わいがぐっとひきしまります。慣れてくるとどんどんクセになる味わいですよ。

アルコールを含みますので、運転する方やお子様と一緒に食べる場合はご注意くださいね。

沖縄のおすすめ観光スポット

ここからは沖縄のおすすめスポットについてご紹介します。

沖縄県周辺は温かい海と透明度の高いエメラルドグリーンに輝く海が素晴らしい景観です。色とりどりの熱帯魚や神秘的なサンゴ礁も見られます。

本島北部には「やんばる(山原)」と呼ばれる緑豊かな地域があり、ハイビスカスやデイゴなどの花々も見どころです。沖縄でしか体験できないグルメや観光を楽しんでくださいね。

瀬長島ウミカジテラス

”日本のアマルフィ”とも呼ばれる瀬長島ウミカジテラスは、青い海に囲まれた傾斜地に白を基調としたおしゃれな建物が並び、まるでイタリアの地中海を思わせる美しいリゾート地です。

那覇空港からはわずか15分で到着し、ショッピングやお土産、スイーツ、リラクゼーションが楽しめます。SNS映えするフォトスポットも多く、西海岸から見える夕日やトリックアートを活用した写真もワクワクすること間違いなしですよ。夜になると、幻想的なプロジェクションマッピングも見どころです。

美浜アメリカンビレッジ

沖縄伝統の文化とアメリカの街並みが融合した「美浜(みはま)アメリカンビレッジ」は、国内外の観光客に注目のスポットです。東京ドーム約5個分の広さを誇り、南国の雰囲気を満喫しながら、散歩やショッピングが楽しめます。

開放感のあるテラス席では、波の音や潮の香りに癒され、リゾート気分が味わえます。街の各所に描かれたフォトジェニックな壁や巨大なオブジェをバックにした写真も人気。西海岸に沈むダイナミックな夕日もきれいですよ。

ビオスの丘

日本では珍しい沖縄の亜熱帯の気候で、存分に自然遊びができる「ビオスの丘」。
ゆったりと散歩ができる遊歩道をはじめ、湖水鑑賞舟に乗って巡るジャングルクルーズが目玉です。

沖縄ならではの生態系を直に観察できるのが大きな魅力で、本島では珍しい水牛車の定期運航、ヤギとふれ合える広場、名物の沖縄そばも食べられます。沖縄の琉球文化を間近で体感でき、のんびりと過ごしたい日におすすめです。

沖縄へのアクセス

ここからは沖縄へのアクセスについて紹介します。

沖縄へ行く場合は、那覇空港への直行便を利用するのが便利です。北は北海道の新千歳空港から仙台、新潟、茨城空港からも行くことができます。(それぞれ3~4時間ほどの移動時間)一日1便の空港も多いですが、LCCなどを利用すると価格をおさえた移動が可能です。

羽田空港からは、石垣島や宮古島の離島へもアクセスできるので、旅の目的に合わせて選んでみてくださいね。

沖縄県の位置

まとめ

今回は沖縄のご当地グルメ「ソーキそば」についてご紹介しました。

時間と手間暇をかけて丁寧に作られたソーキそばは、沖縄の食文化を楽しむのにぴったりな一品です。口の中でほどけるやわらかいソーキと、コシのある沖縄そばとのコラボレーションをぜひ味わってみてくださいね。

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