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2024/01/26
長崎のご当地B級グルメ「佐世保バーガー」とは?特徴や歴史を紹介!

この記事の目次
日本海軍の拠点だった佐世保市には、ファッションやグルメ、音楽など、さまざまなアメリカの文化がもたらされました。佐世保バーガーもその一つです。今では地元の人々に愛されているソウルフードです。
そんな佐世保バーガーの特徴や歴史について探っていきましょう。
佐世保バーガーの特徴
佐世保バーガーは、長崎県佐世保市で作られるハンバーガーの総称です。具材やソースなど、決まったスタイルはありません。佐世保市内のお店で注文を受けてから作るので、出来立てのおいしさを味わえます。
佐世保バーガーの大きさには圧倒されます。バンズの大きさはお店によって違いますが、直径10〜15㎝ぐらいあるアメリカンサイズです。一つひとつ手作りで作られるので、大きさもまちまちです。
具材は、ベーコンやチキンステーキ、オムレツなどバラエティに富んでいます。レタスやトマト、アボカドなど使われる野菜はどれも新鮮です。各店舗のオリジナルソースもたまりません。バンズ、パティ、野菜、ソースが一体になり、ジューシーな味わいが口いっぱいに広がります。
佐世保バーガーの食べ方

佐世保バーガーは、とにかく大きいので、食べるまえに袋の外から少し押しつぶしましょう。食べるときは、恥ずかしがらずに、大きな口を開けてかぶりとワイルドに食べるのがおすすめです。
口のまわりにソースが付いても気にすることはありません。みんな同じようになるので、楽しんで食べましょう。おやつに食べてもいいのですが、ランチやディナーに食べても満足できます。食べ応えがあるので、お腹いっぱいになりますよ。
佐世保バーガーの歴史

佐世保バーガーは、昭和25年(1950年)ごろに誕生しました。当時、日本は米国軍の占領下にあり、佐世保は米国海軍の基地としてアメリカ兵が多数滞在していました。そのなかの米国海軍関係者からハンバーガーのレシピを教えてもらったのがきっかけです。
当初は基地の近くにお店がオープンし、アメリカ人向けに販売されていました。その後、佐世保流にアレンジされ、佐世保バーガーとして地元のソウルフードになりました。初めて佐世保で手作りハンバーガーを作ったお店がどこなのかはわかりません。
ハンバーガー伝来の地といわれている佐世保市では、さまざまなお店がオープンし、独自のアレンジを展開しています。地元のソウルフードとして受け継がれ、多くの人々に愛されています。
佐世保バーガーの定義
平成19年(2007年)1月に「佐世保バーガー認定制度」が創設されました。佐世保市の保健福祉部や旅行業界関係者などが「独自性・主体性」「信頼性」「地産地消」「手づくり」などの項目を基準に審査し、合格した佐世保市内の店舗だけが「佐世保バーガー認定店」となります。
認定店舗のお店の前には「佐世保バーガーボーイ」のキャラクターが描かれている看板が設置されています。佐世保バーガーボーイは、アンパンマンでおなじみのやなせたかし先生がデザインしたマスコットキャラクターです。
平成15年(2003年)、佐世保市がやなせたかし先生に「アンパンマンに登場するハンバーガーキッドをイメージキャラクターに使用したい」と依頼されたそうです。依頼された先生は「それなら新しいキャラクターを」ということで、水兵服を着たハンバーガー人間の「佐世保バーガーボーイ」が誕生しました。
平成18年(2006年)6月には、やなせたかし先生がデザインした女の子のキャラクター「させぼのボコちゃん」も誕生しました。佐世保バーガーボーイのガールフレンドといわれています。
佐世保に来たら憧れの異世界ハウステンボスへ

佐世保市といえば「ハウステンボス」。本格的なヨーロッパの街並みで、四季の花々やイベントなどを満喫できるのがハウステンボスの魅力です。
日本最多品種のチューリップが咲き誇る「100万本のチューリップ祭」や、アジア最大級のバラに街中が包まれる「バラ祭」など、華やかなパレードやショーが街にあふれる「フラワーフェスティバル」など、四季を感じられる「花の街」には癒されます。
ハウステンボスでは、劇場や屋外ステージなど、さまざま場所で昼も夜も本格的なライブやショーが開催されています。また、アトラクションもたくさんあり、子どもも大人も時間を忘れて楽しめること間違いなしです。
ハウステンボスには、世界最大級の「天空メリーゴーラウンド」があります。高さ15m、日本初の3階建てメリーゴーラウンドでは、イタリア製の美しい馬車やゴンドラに乗って好きな階から空中散歩を楽しめます。ヨーロッパの街並みや運河など異国情緒あふれる景色も楽しみながら、階や時間を変えて何回でも乗りたくなるアトラクションです。
夜には、ハウステンボスがライトアップされ「光の王国」へと姿を変えます。春、夏、秋、冬、それぞれの季節でしか楽しめないイルミネーションや光の演出も見どころです。
ハウステンボスでは、佐世保バーガーやトルコライスなど、長崎ならではのグルメも楽しめます。佐世保市に訪れた際は、ぜひハウステンボスで非日常の世界を体験してみてください。
佐世保市へのアクセス方法
まず、長崎県へのアクセス方法を紹介します。飛行機やJRなどさまざまな方法がありますが、飛行機ならあっという間に長崎に到着します。
羽田空港からは約2時間、伊丹空港、中部国際空港、那覇空港からなら約1時間30分です。早割りや往復割りなどを利用すれば、格安で飛行機に乗れますよ。
長崎空港から佐世保駅前までは、バスで約1時間30分です。長崎空港からハウステンボスまで高速船で約50分。車でゆっくりドライブを楽しみながら佐世保市に向かうのもおすすめです。
長崎県佐世保市の位置
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まとめ
佐世保バーガーは、お店によって具材や味わいが違うので、食べ比べるのがおすすめです。アメリカンサイズなので、家族や友達とシェアするのもいいですね。
長崎県の佐世保市に訪れた際は、佐世保バーガーをぜひ食べてみてくださいね。
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