静岡県

2023/08/17

【静岡グルメ】外国人旅行者が魅了される静岡の絶品料理と飲食店事情

静岡は中部地方に位置し、その食文化も外国人旅行者を魅了しています。

大人気の観光スポットである富士山は、その豊かな湧水でも自然の恵みを育んでいます。

さらに駿河湾で獲れる新鮮な海産物、そして静岡茶などの名産品があり、舌と心を満たすことでしょう。

外国人に人気のある静岡の伝統料理と地元グルメを堪能しよう

静岡県は広大なエリアに多様な魅力を持つ地域で、各エリアごとに異なる自然、観光名所、食文化などがあります。

おおまかに、富士山エリア、伊豆エリア、静岡市エリア、焼津エリアわけることができますが、どのエリアでも特徴のあるグルメを楽しむことができます。

それぞれのエリアに特有の魅力がありますので、静岡県の各地域が持つ個性を存分に味わってみてください。

静岡県のおススメ絶品グルメ

ここからは、静岡県に行ったら絶対に食べておきたいおススメのグルメをご紹介していきます。

うなぎ

静岡県浜松市周辺では、古くから養殖技術が発展し、うなぎの養殖に関する伝統的な技術が蓄積されていて、さらにうなぎの生育に適した環境だったこともあり、うなぎの名産地として知られるようになりました。

浜松市は、首都圏や名古屋、中部地方への交通の要所に位置しているため、養殖されたうなぎを各地に出荷しやすく、需要と供給のバランスを保ちながら発展したとも言われています。

浜松のうなぎは、鰻の脂が乗り、柔らかくてジューシーな食感が特徴です。

特に「かば焼き」は、鰻を串に刺し、直火でじっくりと焼き上げることで、外はカリッとした皮、中はふっくらとした身が楽しめます。

浜松餃子

餃子と言えば宇都宮を思い浮かべる方も多いと思いますが、静岡県は餃子の消費量で宇都宮と並ぶほど、餃子が愛されている地域です。

静岡には戦後、中国からの引揚者や移民が多く住んでおり、その影響から中国料理が広く受け入れられ、餃子が広く親しまれるようになったと言われています。

宇都宮餃子との明確な違いはありませんが、傾向として浜松餃子の方が肉の割合が高いようです。

パリッと香ばしく焼かれた餃子は、旅のランチやお酒のおつまみにもピッタリですね。

富士宮焼きそば

富士宮焼きそばは、静岡県富士宮市で生まれたご当地グルメの一つです。

B級グルメの頂点を競うB-1グランプリでも常に上位を争う人気メニューで、地元民だけでなく、静岡県内外でも広く愛されています。

富士宮焼きそばの麺は細麺で、弾力がありながらもモチモチとした食感が特徴で、豚肉やもやし、ニラ、キャベツなどの野菜と共に、甘めで少し濃厚な特製のソースで炒められます。

ラードをしぼった後に残る「肉かす」も具材として欠かせないもので、独特の風味が焼きそばを引き立てています。

富士宮市を訪れた際には、ぜひとも味わいたいご当地グルメです。

つけナポリタン

つけナポリタンは、お馴染みのスパゲッティナポリタンをベースにした一風変わったスタイルの料理です。

2008年に静岡県の富士市の喫茶店で誕生したと言われていて、ナポリタンとつけ麺を足して2で割ったような、新感覚のグルメ。

通常のナポリタンは、トマトソースをベースにしてケチャップで味付けされ、ソーセージや玉ねぎ、ピーマンなどが具材として使われます。

これに対し、つけナポリタンは、スパゲッティを茹でた後、ソースとは別皿に盛り付け、スパゲッティをつけ麵のようにソースにつけて食べるスタイルです。

麺はパスタという枠にとらわれず、ラーメンに使われる中華麺だったり、焼きそばの麺だったり、バリエーションも豊富なので、いろいろなお店で食べ比べてみたくなる逸品ですね!

静岡おでん

おでんは、日本全国で親しまれる定番料理ですが、静岡おでんはこだわりがたくさん詰まったご当地グルメとして愛されています。

「静岡おでんの五ヶ条」があるほど静岡おでんを名乗るには、条件が厳密に決められています。

  1. 黒いスープ
  2. 串に刺してある
  3. 黒はんぺんが入っている
  4. 青海苔、だし粉をかける
  5. 駄菓子屋にもある

練り物の製造がさかんなため、黒はんぺんは欠かせない具材で、その他、牛スジやモツといったお肉、コンニャクや大根、卵などが定番です。 

地元住民にしてみれば、おでんと言えば静岡おでんですが、醬油ベースの黒いスープや、青のりをかけて食べるスタイルなど、かなり特徴がありますよね。

静岡らしいご当地グルメ、ぜひとも味わっておきたい逸品です。

たまごふわふわ

静岡県の袋井市を中心に、江戸時代から食べられているのが「たまごふわふわ」です。

絵本に出てくるような可愛い名前がとても印象的ですね。

しっかりと泡立てた卵とだし汁を組み合わせた蒸し料理の一種で、スフレのようにこんもりと盛り上がった泡の見た目がとても楽しい一品。

非常にシンプルながら、だしの旨味と口の中でシュワシュワととろける卵の触感がクセになる、おすすめの郷土料理です。

桜えび

桜えびは、体長4センチ程度の小さなえびで、海中では透明ですが、水揚げされるとピンク色になることから「桜えび」と名付けられました。

一般的な食材として用いられる桜えびですが、実は桜えびが獲れるのは静岡の駿河湾近海のみ。

日本で最も深い湾である駿河湾が、桜えびの生息に適しているためと言われています。

乾物ではない獲れたての桜えびを贅沢に使った丼や、定番のかき揚げなど、静岡に行ったら是非とも味わっておきたいですね。

静岡県へのアクセス

飛行機で静岡県へ向かう場合は、静岡県の牧之原市と島田市に跨る静岡空港を目指してください。
静岡空港からは、電車やバスを利用して市内各地へ簡単にアクセスすることができます。

東京から新幹線を使って向かうことも可能です。
ただし、「のぞみ(Nozomi)」に乗ってしまうと静岡県の全駅を通過してしまうため、「こだま(Kodama)」に乗りましょう。

静岡県の位置

まとめ

静岡は外国人旅行者にとって魅力的なグルメの宝庫です。伝統料理の味わいやご当地グルメの多彩さ、地元のグルメスポットの魅力を存分に堪能することができます。訪日時には、静岡の美味しい料理を存分に楽しんでみてください。舌と心が喜ぶ美味しい料理が、あなたを待っています。

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