【石川県】金沢市のご当地B級グルメ「金沢カレー」の魅力を紹介

今回は、石川県・金沢市のご当地B級グルメ「金沢カレー」について紹介します。

金沢市は、石川県の県庁所在地です。

江戸時代の面影が残る地域で、日本の歴史や文化を感じることができるとして、国内の旅行先で大変人気があります。

今回は、そんな石川県・金沢市のB級グルメ「金沢カレー」の魅力と、金沢市の観光スポットを紹介していきます！

金沢カレーとは？

金沢カレーは、金沢市を中心に石川県で提供されている他のカレーと異なる特徴を持つカレーです。

特徴としては、ルーが濃厚でドロッとしていることが挙げられます。付け合わせにキャベツの千切りが乗っているので、濃厚なカレーでも飽きずに食べることができます。

また、ステンレスのお皿に盛られているという点や先割れスプーンで食べるという点も特徴的です。

ルーの上に乗っているカツは専用のソースがかかっていて、カレーとは別で楽しむことができます。このように、金沢カレーには他のカレーにはない特徴や魅力が溢れています。

金沢カレーの歴史

金沢カレーの誕生についてはさまざまな説があり、真実がどれなのか分からない状況です。

中でも有力な説は、1955年頃にあった「レストランニューカナザワ」が作ったという噂です。

これは、レストランニューカナザワで働いていた人の中に、後の金沢カレーの老舗店の創業者や関係者が5人もいたことで有力とされています。

真実はわからないものの、現在石川県内には数えきれないほどの金沢カレーのお店があり、長い間地元の人から愛されていることがわかります。

金沢カレーの作り方

ここからは、金沢カレーの作り方について紹介します。

まず、キャベツを千切りに、しょうがと玉ねぎは皮を剥き、セロリとにんにくはみじん切りに、人参は皮を剥いてからすりおろしておきましょう。

具材を準備し終えたら、鍋にサラダ油を入れて中火で熱し、にんにく、しょうが、半分に折って種をとった赤唐辛子を加えて香りが立つまで炒めます。

その後、玉ねぎ、にんじん、セロリ、塩ひとつまみを加え、鍋がこげはじめたら水大さじ1を加えてこそげながら全体が薄い茶色に色づくまで20分ほど炒めます。

そこにりんごと赤ワインを加えてさらに15分ほど炒め、豚肉、カレー粉を加えて1分ほど炒めましょう。

その後、水を加えて煮立て、アクを取ったら火を少し弱めて、1時間ほど煮込みます。

しっかり煮込んだら火を止めて塩小さじ1/2、ルーを加えてよく混ぜ、ルーが溶けたら中火にかけ、2～3分ほど煮込んたら、カレーは完成です。

次に豚カツの作り方を説明します。

まず、豚ロース肉は筋を切り、塩、こしょう各少々を振りましょう。次に、薄力粉を全体に薄くまぶして溶き卵にくぐらせ、パン粉をまぶします。

揚げ油を170℃に熱したら、中火に設定し、豚ロース肉を入れて途中で何度か返しながらきつね色になるまで4~5分揚げましょう。お皿に取り出し、油を切って食べやすい大きさにカットしたら完成です。

最後に器にご飯を盛り、カレーをかけ、キャベツと豚カツを乗せてウスターソースをかけたら完成です。

金沢市の観光スポット

ここからは、金沢市の観光スポットを紹介します。

兼六園

兼六園は、水戸偕楽園、岡山後楽園とならぶ日本三名園の一つです。日本を代表する庭園で、毎年国内外から多くの観光客が訪れています。

1700年代中頃に、加賀藩により金沢城の外郭に造営された藩庭が起源と言われていて、国の特別名勝に指定されています。

広大な敷地には池、築山、御亭が配置されていて、これらに立ち寄りながらのんびりと遊覧できます。

2009年には「ミシュラン観光ガイド」で最高評価の3つ星に選ばれたことがあり、石川県に来たら寄らずにはいられない人気の観光スポットです。

ひがし茶屋街

ひがし茶屋街は、金沢を代表する観光スポットの一つです。

和を感じさせる古い町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているほどで、現在はフォトジェニックな場所として若い世代からも人気を集めています。

エリア内では、着物をレンタルして昔の日本の雰囲気を味わったり、和風カフェや金沢ならではのお土産ショップでショッピングなどを楽しむことができます。

石川県立美術館

石川県立美術館は、国宝を展示している有名な美術館で、1959年に開園しました。

石川県の作家を中心に、日本画や洋画、彫刻、工芸などを幅広く取り揃えていて、地元の人々だけでなく、芸術に関心のある人が全国から訪れています。

展示以外にもパティシエの辻口博啓さんがプロデュースしたカフェも人気があります。

金沢市へのアクセス

ここからは、金沢市へのアクセス方法を紹介します。

東京からアクセスする場合は、新幹線で行くのが簡単です。東京駅から金沢駅まで2時間30分程でアクセスすることができます。

大阪からアクセスする場合は、高速バスを使ってアクセスするのがおすすめです。大阪駅から金沢駅まで高速バスで6時間30分程でアクセスできます。

また、到着までの早さで決めるのであれば、新幹線がおすすめです。新大阪駅から2時間30分程で金沢駅に到着します。

まとめ

今回は、石川県・金沢市のご当地B級グルメ「金沢カレー」について紹介しました。

金沢カレーは普通のカレーと異なり、豚カツが乗っていたり濃厚でドロっとしたルーであることがわかりましたね。

また、金沢市にはさまざまな観光スポットがあることもわかりました。日本の歴史や文化を感じられる建物が多く、日本人なら一度は訪れたいスポットですね！

今回紹介した内容を参考に、石川県金沢市を訪れた際は、金沢市ならではの体験をしてみてください。

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