土浦のご当地B級グルメ「つちうらカリー物語」とは？特徴や歴史を紹介！

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土浦市で有名な「つちうらカリー物語」は、ご当地カレーです。地元ならではの具材を使ったカレーでまちづくりを行っている土浦市では、さまざまなカレー料理を楽しめるので人気があります。

そんな「つちうらカリー物語」の特徴や歴史について探っていきましょう。

つちうらカリー物語の特徴

つちうらカリー物語とは、土浦市の飲食店やパン職人などが地元の食材を使い作ったカレー料理のことです。カレーパンやカレーパイ、カレーコロッケなど、さまざまなカレーメニューを完成させています。このほかにもカレーを使った個性的な料理がたくさんあり驚かされます。

そのなかでも有名なのが「ツェッペリンカレー」です。ご当地B級グルメとして親しまれているツェッペリンカレーは、野菜ベースのルーに地元名産のれんこんや茨城のブランド豚「ローズポーク」などを使っています。

カレーにれんこんは合わないと思う方もいるかもしれませんが相性は抜群です。れんこんは、ほかの具材と一緒に煮込んだり、素揚げにしてトッピングされたりします。れんこん独特の食感が、いいアクセントになっています。

じっくりと煮込まれたローズポークは、やわらかく風味の良い豚肉です。また、お店によっては、ターメリックライスにしていたり、ライスが飛行船の形で盛り付けられたりしています。

つちうらカリー物語で有名な「ツェッペリンカレー」は、飛行船の名前に由来しています。

昭和4年（1929年）、当時世界最大級のドイツの飛行船「ツェッペリン伯号」が世界一周の途中で土浦に訪れたときに、飛行船の乗組員に土浦の食材を使ったカレーを振る舞ったのが「つちうらカリー物語」のはじまりです。

このことをきっかけに平成16年（2004年）に「食のまちづくり検討委員会」ができ、カレーによる食のまちづくりの取り組みがスタートしました。そして、ツェッペリン伯号乗組員に振る舞われていたカレーを現代風にアレンジした「ツェッペリンカレー」が誕生しました。

地元の食材で日本一の生産量を誇るれんこんを使用したオリジナルカレーの開発と普及を目指して、カレー専門店「パク森」の森幸男さんを講師に迎え、定期的に研究会が行われています。

また、毎年11月には「土浦カレーフェスティバル」を開催しています。飲食店だけではなく、地元の学生や主婦たちも参加しています。さまざまなカレー料理を味わえる「土浦カレーフェスティバル」には、多くの方が訪れます。

つちうらカリー物語で有名な土浦市では、自然と歴史に触れ合えるさまざまな観光スポットがあります。そのなかでも、おすすめの観光スポットを3つ紹介します。

室町時代に築かれた土浦城の本丸と二の丸の一部を整備した「亀城公園」は、土浦市の歴史的なシンボルです。堀に囲まれた城の姿が水に浮かぶ亀に見えることから、別名「亀城」とよばれています。

当時の名残りがある土浦駅周辺は、江戸情緒を感じられる観光スポットです。園内には、ミニ動物園や遊具があり、観光客だけではなく、地元の人々からも憩いの場として親しまれています。花見スポットとしても有名な亀城公園は「土浦桜まつり」の会場にもなっています。

まちかど蔵には「大徳」と「野村」があります。どちらも江戸時代末期に建てられた蔵を改築したものです。

観光案内所である「大徳」では「れんこん麺」や「れんこんサブレ」などのお土産の販売やレンタサイクルの受付を行っています。「大徳」の向かい側にある「野村」では、そば打ち体験や喫茶を楽しめます。レトロモダンな風情が感じられる喫茶では、個性豊かなメニューがあるので必見です。

土浦市の50周年を記念して建てられたオランダ型の風車がシンボルの「霞ヶ浦総合公園」。風車にある展望台からの360度の大パノラマは絶景です。

風車の周りにはチューリップ畑が一面に広がっていて、見ごろの4月上旬〜下旬ごろには、多くの観光客が訪れます。また、園内には「水郷プール」もあり、夏には観光客だけではなく、地元の人々も訪れます。冬にはイルミネーションを楽しめる人気の観光スポットです。

グルメも観光も楽しめる土浦市は、都心にも近くアクセスが便利です。都心へは電車でも車でも約1時間です。

東京駅から土浦駅までは、JR常磐線特急で約50分。東京都心から高速道路を利用すれば、約1時間で到着します。

車でゆっくりドライブを楽しみながら土浦に向かうのもおすすめです。最適なアクセス方法を探してみてくださいね。

茨城県土浦市の位置

つちうらカリー物語では、カレーライスだけではなく、個性的なカレー料理を楽しめます。食べ歩きにぴったりのメニューもあるので必見です。

茨城に訪れた際は、つちうらカリー物語のさまざまなカレー料理をぜひ食べてみてくださいね。

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