宮城県

2024/10/23

【宮城県】ご当地B級グルメ「せり鍋」の歴史や特徴を紹介します

今回は、宮城県のご当地B級グルメ「せり鍋」の歴史や特徴について紹介します!

宮城県は日本の東北地方にある県で、歴史とモダンな雰囲気が融合したエリアです。日本三景の一つである「松島」や、緑豊かな街並みが広がる「杜の都」など絶景スポットがたくさんあります。

また、温泉地としても有名で、秋保温泉や鳴子温泉で癒やしのひと時を楽しめます。

さらに、地元のグルメは新鮮な海の幸や、仙台牛、名物の牛タンが絶品です。

今回は、そんな自然と歴史、そして食のすべてが揃う宮城県のご当地B級グルメ「せり鍋」について徹底解説していきます!

せり鍋とは?

せり鍋は、宮城県を代表する冬の郷土料理で、特に仙台で親しまれています。「せり」という独特な風味と歯ごたえを持つ野菜を主役にした鍋料理で、せりはシャキシャキとした食感が特徴の野菜で、根、茎、葉のすべてを楽しむことができます。

せり以外には、鶏肉や鴨肉、ネギ、豆腐、きのこなどを入れるのが一般的で、だしはシンプルな醤油ベースが多く、素材の味を引き立てます。

せりは食べる直前に鍋に入れ、さっと火を通すことで、香りと食感が際立ちます。冬の寒い時期に体を温め、野菜の美味しさを存分に楽しめるせり鍋は、地元の人々だけでなく観光客にも人気です。

せり鍋の歴史

せり鍋の歴史は浅く、近代に広まったと言われています。せり自体は、日本に古くから自生する植物で、平安時代にはすでに薬草や食材として利用されていました。特に宮城県はせりの栽培が盛んで、江戸時代には特産品として広まっていきました。

せり鍋が庶民の間で親しまれるようになったのは、比較的近代に入ってからです。寒さの厳しい冬季に、新鮮なせりをたっぷり使った鍋料理が健康食として注目され、鶏肉や鴨肉などを加えた鍋料理として親しまれるようになりました。せりの根、茎、葉をすべて使うのは、素材を無駄なく活かす伝統的な東北の食文化を象徴しています。

このように、せり鍋は宮城県を中心とした東北地方の伝統的な農業文化に根ざしているのです。

せり鍋の特徴

せり鍋の特徴は、やはり宮城県で採れる「仙台せり」を使用している点です。

せりはシャキシャキとした食感と独特の香りが魅力で、根、茎、葉すべてを鍋に使うことができます。

鶏肉や鴨肉、野菜、豆腐などをだし汁で煮込み、最後にせりを加えて軽く火を通すのが一般的です。

特にせりの根の部分はシャリシャリとした食感が強く、甘みがあり、どの具材とも合います。体の芯まで温まるので、冬には極寒になる宮城県にぴったりです。

宮城県の観光スポット

ここからは、宮城県の観光スポットについて紹介していきます。

伊豆沼

伊豆沼は、宮城県栗原市と登米市にまたがる湖で、ラムサール条約にも登録されている国際的に重要な湿地です。面積は約4平方キロメートルで、周辺には内沼なども広がっています。

伊豆沼最大の特徴は、冬になると飛来する、マガンやハクチョウなどの数万羽の渡り鳥です。たくさんの種類の鳥が優雅に空を泳ぐ姿を見て楽しむことができます。

また、夏にはハスの花が一面に咲き誇るところも魅力です。豊かな自然環境と生態系の保護が進められており、四季折々の風景が楽しめる観光スポットとなっています。

石ノ森萬画館

石ノ森萬画館は、宮城県石巻市にある漫画家・石ノ森章太郎の作品やこれまでの功績を称え、展示しているミュージアムです。

石ノ森章太郎の代表的な作品としては、「仮面ライダー」や「サイボーグ009」などがあり、萬画館ではこれらの作品に関する展示や原画を楽しめます。

建物の外観は宇宙船のようなユニークなデザインになっており、館内ではインタラクティブな展示や映像も豊富です。

また、特別企画展やワークショップも開催され、子どもから大人まで楽しめるスポットとして多くの人に親しまれています。

田代島

田代島は、宮城県石巻市に位置する小さな島です。最大の特徴は、島民の数よりも猫の数が多いことで、「猫の島」として知られています。

島のいたるところで、のんびりと過ごす猫たちを見ることができる、猫好きにとっての聖地です。

田代島は昔から漁業が盛んな島で、古くから猫は漁の守り神とされ、大切にされてきました。島には猫を祀る神社「猫神社」もあり、観光客に人気です。

人口減少が進んでいるものの、猫が観光資源となり、訪れる人々が後を絶ちません。田代島は、のんびりとした雰囲気と、猫との触れ合いが楽しめる癒しのスポットと言えるでしょう。

宮城県へのアクセス

ここからは、宮城県へのアクセス方法を紹介します。

東京から宮城県へアクセスするには、新幹線を利用するのがおすすめです。「東京駅」から「仙台駅」まで直通で約1時間30分〜2時間ほどでアクセスできます。また、運行本数が多いので便利です。

大阪から宮城県へアクセスするには、飛行機を利用するのがおすすめです。「伊丹空港」または「関西国際空港」から「仙台空港」まで直行便で約1時間15分でアクセスできます。

宮城県の位置

まとめ

今回は、宮城県のご当地B級グルメ「せり鍋」の歴史や特徴について紹介しました。

宮城県で採れる「せり」という食材を使った鍋で、寒い冬が来る宮城県にはぴったりの郷土料理であることがわかりましたね。

また、せり鍋以外にも美味しいグルメや、子供から大人まで楽しめる観光スポットがたくさんあるので、ぜひみなさんも宮城県に足を運んでみてください!

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