2023/11/23

栄養満点!簡単!卵かけご飯の美味しい食べ方を伝授

「TKG」という名称でも知られる卵かけご飯。

ご飯に生卵を絡めて食べる料理で、非常にシンプルながら昔から多くの日本人に愛されています。

今日は、朝食としても良し、ちょっと小腹が空いたときにも良し、手軽に食べられる卵かけご飯の美味しい食べ方について解説します。

シンプル故にその食べ方はカスタマイズが可能です。

卵かけご飯の歴史

卵かけご飯が世の中に浸透したのは明治時代といわれています。

元々、江戸時代以前は仏教の影響で肉食を禁止する習慣があり、それは鶏の卵も同じでした。

それが江戸時代に入り卵を食べるようになり、栄養価の高さから当時は食用というよりは薬としての扱いだったようです。

江戸時代にも今の卵かけご飯のようなものが存在していたとされていますが、明確に食べられるようになったのは明治時代です。

当時から朝食に食べるのが定番で、ご飯に生卵、塩、唐辛子をかけた鶏卵和(けいらんあえ)と呼ばれるものが主流でした。

卵かけご飯の栄養価

現在の卵かけご飯の材料は、お米・生卵・醤油が基本です。
まず、お米は炭水化物であり、一杯分150gで約250カロリーです。

炭水化物としては55g程度含まれており、我々人間の大切なエネルギー源になります。
その他、亜鉛や鉄分、食物繊維なども微量ですが含まれています。
そして、卵は完全栄養食ともいわれるほど体にいい食べ物です。

食物繊維とビタミンC以外全ての栄養素を含んでおり、メインはタンパク質と脂質です。タンパク質は大体7g程度で脂質は5g程度、タンパク質の質を表すアミノ酸スコアは100です。

そして、醤油には塩分が含まれており、これは汗や息などで出る水分や電解質を補充するのに大切で、人間が生活する上で欠かせない栄養素です。

このように、卵かけご飯は非常に栄養価の高い料理というのがわかると思います。

卵かけご飯の美味しい食べ方

ここからは、美味しい卵かけご飯の食べ方について解説します。

極上の卵かけご飯

まず最初に紹介するのは上品な甘さが特徴の「極上の卵かけご飯」です。

基本材料であるご飯・生卵・醤油は同じで、まずは卵黄と卵白を分けます。
そして微量のだしの素、小さじ1杯の醤油と砂糖を卵白に加え全力で混ぜてください。
それを炊き立てのご飯にのせて、その真ん中に卵黄を加えて完成です。

通常の卵かけご飯だと砂糖を入れるというアイデアはありませんが、これにより上品な甘さが加わり一味違う卵かけご飯をご堪能できます。

温泉卵で半熟卵かけご飯

「温泉卵で半熟卵かけご飯」は、生卵では再現できない別格のとろみを楽しめます。

使う材料自体は同じで、普段の卵かけご飯と一味違うものを食べたいときにこの温泉卵がおすすめ。

ただ、温泉卵は簡単そうにみえて調理加減など自宅で完璧に再現するのは難しかったりもするので、意外にも難易度が高めの卵かけご飯です。

いくらと一緒に卵かけご飯

いくらに醤油をかけて食べる卵かけご飯です。

いくら自体、新鮮で味のいいものはそう簡単には手に入りません。
卵と絡めることでいくらがじんわりと舌に馴染むあの感覚は病みつきになるでしょう。

いくらは高いのでやや費用はかかりますが、少し贅沢をしたいときにおすすめです。タンパク質が多く栄養価もさらに高くなります。

バターチーズ卵かけご飯

「バターチーズ卵かけご飯」は、その名のとおり、卵かけご飯にバターチーズを加えます。

一見、なんだそれ…!と思うかもしれませんが、これがまたクセになる味です。

ご飯を茶碗によそい、その真ん中に10gほどのバターを加えます。さらに上にとろけるチーズをたっぷりのせて、中央にくぼみを作ります。

ラップをかけ、20秒ほど600Wで電子レンジで加熱したら、くぼみに卵をのせ醤油をかけて完成です。

カロリーが高くなるので毎日食べるのはあまりおすすめしませんが、たまに食べる程度ならお腹も膨れて満足感も高いでしょう。

卵かけご飯をさらに美味しく食べるには?

卵かけご飯を美味しく食べるにはその食べ方にこだわる必要がありますが、それと同じくらい大切なのはその素材です。

どんなに方法を工夫しても素材が悪ければ、正直、質の高いものにはなりません。

卵だったり、ご飯だったり、普通のスーパーなどで売っているものではなく、卵かけご飯を引き立てるものやいわゆる高級品を使うとワンランク上の卵かけご飯を楽しめるでしょう。

自宅で作るのももちろんいいですが、本当に美味しい卵かけご飯を食べてみたい!という人は、ぜひ卵かけご飯を取り扱う飲食店に足を運んでみましょう。

今まで経験したことのない最高級の卵かけご飯に出会えると思います。

まとめ

今日は、美味しい卵かけご飯の食べ方について解説しました。 ぜひ今日の内容を参考にして、これからも日本の文化であるTKGをご堪能ください。

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