2025/01/14

日本最大級のスノーリゾート!「志賀高原スキー場」ってどんなところ?

志賀高原スキー場は、国立公園の豊かな自然のなかに位置する、日本最大級のスノーリゾートです。

18ヶ所のスキー場と51基のゴンドラやリフトから構成されていて、本格的なスキーヤー・スノーボーダーはもちろんのこと、初心者や家族連れまで満足できると、国内外から多くの旅行客でにぎわっています。

日本のスノーリゾートとしてはとても珍しく、11月後半から6月初旬まで、長い期間にわたってスキーやスノーボードを楽しめる場所であることも、人気の理由です。

志賀高原スキー場はどこにあるの?

志賀高原スキー場は、長野県と群馬県にまたがる広大なスノーリゾートです。

「上信越高原国立公園」という国立公園の中に大小様々な規模のスキー場が点在していて、首都圏からバスなどでアクセスしやすいというメリットがあり、「関東甲信越地方でスキーを楽しみたいのであれば、志賀高原スキー場が最適」と評されています。

志賀高原スキー場は、1935年に日本初の国際スキー場に指定され、1998年の長野オリンピックではアルペン競技の競技会場としても使用されたことでも有名です。

長野オリンピック以外にも度々、スノーボードワールドカップやアルペンスキーワールドカップの開催地となっており、日本でも有数の名門スキー場といえます。

志賀高原スキー場が人気の理由

志賀高原スキー場が人気の理由は、「広大な敷地」と「雪質の良さ」です。

日本人はもちろんのこと、海外からも「毎年のように、志賀高原に長期滞在している」という方が多く、ゆっくりと雪景色を楽しみながら、数日かけて複数のコースを楽しむスタイルが人気となっています。

温泉やグルメなどの日本文化を楽しむスポットも充実しており、雪遊びと日本文化を堪能したい方におすすめです。

人気の理由①1日では滑りきれない広さ!

志賀高原スキー場は、標高1,304m〜2,307mの山々の間に、大小様々なスキー場が18ヶ所点在しています。

それぞれのスキー場を、リフトとゴンドラ、そしてシャトルバスで行き来することのできる構造になっているので、自分の技術レベルや楽しみ方に合わせて、様々なスキー場を楽しむことができるのが、最大のポイントです。

人気の理由②初心者から上級者まで楽しめる!

約2,600haにわたる広大な敷地には、国際大会に使用されるレベルの上級者コースはもちろんのこと、中級者でも楽しめるコースも十分にあります。

また全コースの半分程度は、初心者でもチャレンジしやすい難易度になっているので、家族連れからも好評です。

人気の理由③雪質が良い!

志賀高原スキー場は、日本のスキー場のなかでも比較的標高が高い場所に位置しています。

標高が高く、空気がキレイで澄んだ場所に、日本海からの海風がさらさらのパウダースノーを降らせるので、関東甲信越では1番といっても過言ではないほど、摩擦抵抗の少ないスムーズな滑走を楽しむことができます。

人気の理由④温泉が豊富!

志賀高原には大小様々な火山があるので、江戸時代から有名な温泉地となっています。

スキー場内に点在するホテルの多くが、源泉かけ流しの温泉設備を備えていますので、スキーで冷え切った身体を温めるのにピッタリです。

また志賀高原から30分ほどバスに乗れば、世界で唯一、温泉に入る野生のニホンザルに出会える「地獄谷野猿公苑」に行くことができます。

「スノーモンキー」を見たいという方は、志賀高原スキー場への滞在がおすすめです。

人気の理由⑤ゲレンデで食べる美味しいグルメ!

日本では、ゲレンデで食べるメニューを「ゲレ食」と呼び、それぞれのレストハウスやホテル・旅館が趣向を凝らしたメニューが豊富な志賀高原スキー場は、「食事が美味しいスキー場」として高い人気を誇っています。

特に志賀高原スキー場がある長野県は、「蕎麦」が名産なので、一度は美味しい信州そばに挑戦してみてくださいね。

また、アルコール好きの方には「志賀高原ビール」もおすすめです。

長野県はフルーツの特産地でもあるので、様々な果物を活用した志賀高原ビールは、「味わい深く、華やかな香りがたまらない!」と好評です。

志賀高原スキー場のおすすめコース

志賀高原スキー場は、大きく分けて4つのエリアに分かれています。

4つのエリアの中でも、特におすすめのコースを2つご紹介します。

中央エリア

志賀高原スキー場のなかで一番おすすめのエリアは、「中央エリア」です。

13個のスキー場から構成されており、他のエリアへのアクセスがとても良いです。

特に子どもから大人まで楽しむことのできるスノーランドは、遊具を使って思いっきり雪遊びを楽しめるので、小さなお子様連れのご家族は中央エリアに滞在するとよいでしょう。

中央エリアで一番人気のコースは、「寺小屋スキー場」から「発哺ブナ平スキー場」までつながる「6kmのロングラン滑走」です。

斜度はそれほどありませんが、摩擦の少ないパウダースノーを6kmにわたって堪能することができ、他のコースでは味わうことのできない爽快感と達成感がやみつきになること間違いなしです。

横手山エリア

横手山エリアは、日本一標高の高い場所にリフトがあることで有名です。

中央エリアからは無料のシャトルバスで30分程度かかりますが、標高が高い分、志賀高原スキー場のなかでも極上のパウダースノーを楽しむことができます。

横手山エリアでぜひ訪れていただきたいのは、山頂に位置する「満天ビューテラス」です。

関東甲信越で唯一といわれる樹氷を身近に見ることができるほか、晴れた日には富士山が見える絶景スポットとなっており、スキーヤーやスノーボーダーのみならず、多くのフォトグラファーも足を運ぶ人気スポットです。

満点ビューテラスからつながる「ジャンボコース」は、雪がしっかり降らないとオープンできない非圧雪コースの急斜面になっていて、ぜひ中上級者に楽しんでいただきたいスリリングなコースとなっています。

空港からのアクセス

志賀高原スキー場へのアクセスは、高速路線バスの利用が便利です。

羽田空港(東京国際空港)からは日中の時間帯と夜行の時間帯にそれぞれ1本程度の高速路線バスが運行されており、所要時間は5〜8時間程度、料金は1万円程度です。

成田国際空港からは夜行バスが運行されていて、志賀高原スキー場までの所要時間は9時間前後、料金は1万円程度です。

なお、バスの運行状況や所要時間、料金等は変動する可能性がありますので、最新の情報をご確認ください。

まとめ

志賀高原は、日本でスキーやスノーボードを楽しみたいのであれば、絶対に訪れるべき人気のスノーリゾートです。

ぜひ冬の日本に滞在する時は、志賀高原スキー場で広大な日本の自然を感じながら、日本文化に触れてみてくださいね。