ランキング
2025/01/15
2月の日本を満喫!おすすめイベント&観光スポット10選を紹介

この記事の目次
節分の豆まきや、早咲きの桜が楽しめる2月。日本では、雪景色を眺めながら温泉でのんびり過ごしたり、冬ならではのイベントを楽しんだりと、見どころが満載です。
そこで今回は、2月に訪れたい日本のおすすめイベントや観光スポットを厳選してご紹介します。
【北海道】さっぽろ雪まつり

毎年2月に開催される「さっぽろ雪まつり」は、日本三大雪まつりの一つ。1950年に地元学生の雪像展示から始まり、今では世界中から200万人以上が訪れる冬の風物詩です。
大通会場では高さ10mを超える雪像や精巧な彫刻が並び、夜はライトアップやプロジェクションマッピングが幻想的。雪滑り台や北海道グルメが楽しめる屋台も充実しており、3つの会場それぞれが見どころ満載です。
【岩手県】花巻わんこそば全日本大会

毎年2月11日の「わんこそば記念日」には、岩手県花巻市で「わんこそば全日本大会」が開催されます。この大会は1957年に始まり、制限時間3〜5分でわんこそばを何杯食べられるかを競います。わんこそば1杯は約10gで、15〜20杯がかけそば1杯分に相当します。
大会は相撲をモデルにしており、選手を「食士」、最多の食士を「横綱」と称します。全国から集まった選手たちの熱い戦いは見応え抜群です。
【新潟県】十日町雪まつり

「十日町雪まつり」は、1950年に「雪を友とし、雪を楽しむ」という地元住民の想いから始まった、日本三大雪まつりの一つです。市民が丹精込めて作り上げる「雪の芸術作品」は、きものの街ならではの高い芸術性と迫力が魅力。市内各地に点在する作品をめぐりながら、その美しさに触れることができます。
「おまつりひろば」では、雪国体験や雪遊び、地元グルメなどが楽しめ、見どころが盛りだくさん。また、澄んだ冬の夜空を彩る「虹雪花火」も見逃せません。
【栃木県】かまくら祭

湯西川温泉で毎年開催される「かまくら祭」は、栃木県の冬を代表するイベントです。「日本夜景遺産」「関東三大夜灯」「栃木七灯」に認定された「沢口河川敷ミニかまくら会場」は必見。金・土・日曜日には数百個のミニかまくらがろうそくの光に包まれ、幻想的な景色が広がります。
「平家の里会場」では茅葺屋根の家々と大きなかまくら、「水の郷スノーパーク」では雪滑り台や雪見風呂が楽しめます。子どもから大人まで楽しめるアクティビティが充実し、湯西川温泉の冬景色とともに非日常を体験できます。
【山形県】蔵王の樹氷まつり

「樹氷まつり」は、世界有数の樹氷が見られる特別なイベントです。モコモコとした姿から「スノーモンスター」と呼ばれる樹氷は、12月下旬から成長を始め、2月が見頃。蔵王ロープウェイで山頂に向かうと、白銀の山々と樹氷原の絶景が広がります。夜にはライトアップされ、幻想的な風景が楽しめます。
祭りでは、1,000人のスキーヤーが滑る「松明滑走」や冬の花火、「冬の開運回遊」など、さまざまなイベントが開催されます。スキーをしない方でも楽しめるお祭りです。
【岐阜県】白川郷ライトアップ

「白川郷合掌造り集落」は、日本有数の豪雪地帯にある全国最大規模の合掌集落です。1995年に世界文化遺産に登録され、数百年の歴史を持つ100棟以上の家屋が現在も「生きた集落」として受け継がれています。
和田家や長瀬家などの大規模な民家では内部見学が可能です。5階建ての建物では屋根の構造を間近で見られ、当時の暮らしの知恵や工夫を感じられます。冬には雪に覆われた幻想的な風景が広がり、1月中旬から2月上旬のライトアップイベントは特に人気です。
【長崎県】長崎ランタンフェスティバル

長崎ランタンフェスティバルは、中国の旧正月を祝う行事として親しまれていた「春節祭」を拡大したもの。市内中心部が約15,000個のランタンや大型オブジェで飾られ、幻想的な光の世界が広がります。会場ごとに異なるランタンの色彩やデザインが楽しめるのも魅力。眼鏡橋周辺の黄色や中華街のピンクなど、各地で個性豊かな風景が広がります。
見どころは、豪華な中国衣装をまとった「皇帝パレード」。角煮まんじゅうや中華スイーツなど、本場の味も堪能できる長崎の冬の風物詩です。
【神奈川県】湯河原梅林 梅の宴

湯河原梅林の「梅の宴」は、1996年から続く春の風物詩です。幕山を背景に約4,000本の紅梅・白梅が咲き誇り、紅白のじゅうたんのような景色が広がります。園内は梅のほのかな香りに包まれ、その美しさに思わず息をのみます。
見どころは、紅梅と白梅が一本の木から咲くめずらしい梅や、ハイキングコースでの花見。夜には梅林がライトアップされ、昼とは違う幻想的な風景が楽しめます。山のふもとの出店では、梅ソフトクリームや甘酒など湯河原ならではのグルメも味わえます。
【静岡県】河津桜まつり

静岡県河津町で毎年開催される「河津桜まつり」は、春の訪れをいち早く感じられるイベントです。2月上旬に咲き始める早咲きの河津桜は、ソメイヨシノより濃いピンク色が特徴です。満開時には河津川沿い約3kmにわたり850本以上が咲き誇り、鮮やかな景色を楽しめます。
期間中は露店やイベントが並び、夜にはライトアップされた桜並木がロマンチックな雰囲気を演出。開花シーズンは約1か月続き、花が半分ほど咲いた「五分咲き」の状態でも、美しい景色が広がります。
【京都府】節分祭

京都の冬を彩る「節分祭」は、邪気を払い福を招く日本の伝統行事です。その起源は奈良時代にさかのぼり、室町時代には民間にも広がったといわれています。節分の日には、八坂神社、下鴨神社、平安神宮など、京都を代表する社寺でさまざまな節分行事が行われます。
豆撒きや厄除けの儀式、福を招く行事など見どころが満載。各社寺で行われる独自の催しや特別なお守りも注目ポイントです。日本の伝統文化に触れながら、新しい一年の幸福を祈る体験を楽しんでみてください。
まとめ
2月の日本では、冬の雪景色と早春の梅や桜が織りなす絶景、そして歴史ある文化行事を楽しむことができます。雪祭りや節分祭、早咲きの桜まつりなど、各地で個性豊かなイベントが開催され、訪れる人々を魅了します。
この季節ならではの体験を通して、日本でしか味わえない特別なひとときをお楽しみください。