2023/11/20

日本に行くなら絶対覚えておくべき飲食店の専門用語

日本の飲食文化は多様かつ深い歴史を持ち、訪日客にとっては新たな体験が待っています。しかし、日本の飲食店で使われる専門用語は、初めての訪問者にとっては理解が難しいこともあります。

この記事では、訪日客が日本の飲食店で快適に過ごすために知っておくべき専門用語を紹介します。

いらっしゃいませ (Irasshaimase)

日本の飲食店で入店する際、店員が元気よく「いらっしゃいませ」と声をかけることが一般的です。

これは「いらっしゃいませ」という挨拶で、お客様を歓迎する言葉です。

遠慮せずに店内に入りましょう。

カウンター席とテーブル席

飲食店にはカウンター席とテーブル席があります。

カウンター席は店のカウンターに座り、直接調理風景を見ながら料理を楽しむことができます。テーブル席はテーブルに座り、グループや家族でくつろぐことができます。

「いらっしゃいませ」の後に「何名様ですか?(How many in your party?)」と聞かれますので、一緒に食べる人数を伝えると、どちらかの席に案内してもらえます。

喫煙席と禁煙席

一部の飲食店では、喫煙席と禁煙席が分かれています。
禁煙席を希望する場合は、「禁煙でお願いします」と伝えましょう。

定食 (Teishoku) と 単品注文 (A la carte)

定食はセットで提供される食事で、ご飯、お味噌汁、漬物などが一緒に出されます。単品注文ができるお店も多いので、食べたい料理に合わせて注文しましょう。

オーダー方法

すみません (Sumimasen)

店員に呼びかける際は、「すみません(Sumimasen)」や「すいません(Suimasen)」と言いながら手を挙げると良いです。

「すみません(Sumimasen)」とは英語だと「Excuse me.」という意味です。

店員が近くに来たら、丁寧に注文や質問を伝えましょう。

スタッフが来たら、メニューを見ながら「これをください」と言うか、手を上げて注文します。店員が注文内容を確認することが一般的です。

お通し (Otoshibari)

一部の飲食店では、料理が出る前に「お通し」と呼ばれる小さな前菜が提供されることがあります。

「お通し」とは日本の接客サービスのひとつですが、チャージ料や席料と同じ意味で使っている飲食店が多いため、断れないケースが多いです。

突然頼んでいない料理が出てきてしまうことに驚く方も多いと思いますが、日本のお通しはその地域の特色や日本の伝統を味わうことができるチャンスととらえても良いでしょう。

いただきます (Itadakimasu)

食事を始める前に「いただきます」と言います。

これは、食べ物をいただくことへの感謝の気持ちを表す言葉であり、日本の食文化における大切な瞬間です。食事を始める前にこの言葉を言うことで、食べることへの感謝の気持ちを示します。

おかわりください (Okawari Kudasai)

これを言うことで、追加の料理や飲み物を注文することができます。

もちろん追加で料金が発生することが多いですが、一部のお店ではご飯(白米)と味噌汁が無料で追加注文できる場合がありますので、メニュー表やPOPをよく見てみましょう。

替え玉 (Kaedama)

ラーメン店などでよく見られる用語で、「替え玉」とは麺を追加で注文することを指します。

最初に提供された麺がすでに食べ終わった場合、「替え玉お願いします」と伝えることで、追加の麺を楽しむことができます。

サービス料とチップは払わない

日本では一般的にサービス料やチップは請求されません。

価格にはサービス料が含まれていることがほとんどで、個別にチップを渡す習慣はありません。

机に置いていると、忘れ物かと思ってしまうため、チップは置かずにお店を出ましょう。

ごちそうさま (Gochisousama)

食事を終えた際には、「ごちそうさまでした」と言って感謝の意を表します。これは食べ物を提供してくれた店員や料理人に対する礼儀となっています。

お持ち帰り (Omotenashi)

飲食店で残った料理をお持ち帰りしたい場合は、「お持ち帰りお願いします」と伝えましょう。店によっては、お持ち帰り用の容器を用意してくれることもあります。

「おかわりください」は、食事中におかわりを希望する際に使用するフレーズです。

お会計 (Okaikei)

食事が終わり、店を出る際には「お会計お願いします」と伝えます。これは、支払いの準備ができていることを示し、店員が会計を始める合図となります。

カウンターで支払う場合は、会計が終わったら「ありがとうございました」と言って店を出ると良いでしょう。

まとめ

これらのフレーズや用語を使いこなすことで、日本の飲食店での体験がより円滑になります。

せっかくの旅行ですから、用語を使ってみて日本の食文化を存分に楽しんでください。

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