岐阜県

2024/09/11

岐阜県のご当地グルメ「飛騨牛」の歴史や特徴を解説!

今回は、岐阜県のご当地B級グルメ「飛騨牛」の歴史や特徴を紹介していきます。

岐阜県は日本の東海地方に位置する県で、飛騨山脈に囲まれた自然豊かなエリアです。また、今回紹介する飛騨牛をはじめさまざまな名物があり、グルメの街としても知られています。

今回は、そんな魅力たっぷりな岐阜県のご当地B級グルメ「飛騨牛」について徹底解説していきます!

飛騨牛とは?

飛騨牛は岐阜県のブランド牛で、14ヶ月以上岐阜県で飼育された黒毛和種のことを言います。

社団法人日本食肉格付協会が実施する枝肉格付で肉質等級5等級、4等級、3等級のものを飛騨牛と言い、その厳しさからこれらに選ばれた肉の質は格別です。

また、松坂牛など他の和牛と比べて低価格にも関わらず、品質は1等級に匹敵する点も飛騨牛の魅力と言えます。手軽に美味しい和牛を楽しみたい方には、ぜひ食べてみてほしいお肉です。

飛騨牛の歴史

飛騨牛の歴史は、岐阜県の畜産業とともに発展してきました。

飛騨牛の歴史はそこまで古くなく、1960年代に遡ります。それ以前、岐阜県の飛騨地方では牛は主に農耕用として飼育されていました。しかし、農業の機械化が進むにつれて、農耕用牛の需要が減少し、牛の飼育が食肉生産へと変化していきました。

1960年代後半から1970年代には、飛騨牛が本格的に肉牛として飼育されるようになり、この頃、飛騨地方では肉質の良い和牛を生産するために、特に優れた黒毛和種の血統が導入され始めました。

1975年には、岐阜県畜産研究所が中心となり、優れた肉質を持つ黒毛和種の雄牛に与える「安福号」が導入されました。

その後の1980年ごろ、「飛騨牛」の名称が岐阜県の登録商標として認められブランド牛として全国で知られるようになりました。

飛騨牛の特徴

飛騨牛の特徴は、霜降りで肉質がきめ細かい点です。

飛騨牛の肉には細かくて均一な脂肪が入っており、これが独特の甘みと風味を生み出しています。筋がなく、口に入れた瞬間に溶けてなくなってしまうほど柔らかい肉質です。

飛騨牛を使った料理

ここでは、飛騨牛を使った代表的な料理を紹介していきます。

飛騨牛ステーキ

飛騨牛を使った最も基本的な料理が飛騨牛ステーキです。

グリルや鉄板焼きで焼き上げたシンプルな飛騨牛ステーキは、飛騨牛の旨味を存分に味わえます。塩やわさび、醤油などでシンプルに味わうのが一般的です。

飛騨牛しゃぶしゃぶ

薄切りにした飛騨牛を、さっと出汁にくぐらせて食べるしゃぶしゃぶは、柔らかく、とろけるような食感が人気です。

出汁だけで食べるのももちろん美味しいですが、お好みでポン酢やごまだれで食べるのもおすすめです。

飛騨牛寿司

飛騨牛寿司とは、飛騨牛を炙ったり、生でスライスして酢飯の上に乗せた寿司のことです。

特に、炙り飛騨牛寿司は香ばしさと肉の甘みが絶妙にマッチして絶品です。また、飛騨牛ほど新鮮でないと生で食べるのは難しいため珍しい食感や味を楽しみたい方には生の飛騨牛寿司もおすすめです。

岐阜県の観光スポット

ここからは、岐阜県の観光スポットについて紹介していきます。

下呂温泉

下呂温泉は、岐阜県に位置する日本有数の温泉地で、1000年以上の歴史を誇ります。

古くから「日本三名泉」の一つに数えられ、滑らかな肌触りの湯は「美人の湯」としても有名です。

また、この温泉街には伝統的な風情と現代的な快適さが調和しており、川沿いの足湯や露天風呂からは四季折々の美しい風景を楽しむことができます。春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色の写真を撮るひとで賑わっています。

歴史的な建造物や地元の美食も魅力で、心身ともにリフレッシュできる癒しの場所として、多くの観光客に愛されています。

養老の滝

養老の滝は、岐阜県養老町にある名瀑で、古くから美しい自然景観と伝説で知られています。

高さ32メートル、幅4メートルもあるこの滝と、四季折々の風景が織りなす美しい景色は訪れる人々を魅了しています。特に秋には紅葉と滝のコントラストが見事です。

また、この滝には、老父のために水を酒に変えたという「孝行息子の伝説」があり、養老の滝は「親孝行の象徴」とされています。親子で行く旅行先としては最適と言えますね。

さらに養老の滝の周辺には養老公園などの自然豊かなエリアがたくさんあり、散策やハイキングを楽しむ人々に人気の観光スポットです。

名もなき池

名もなき池は、岐阜県関市にある美しい池です。

別名「モネの池」とも呼ばれています。モネの描いた「睡蓮」に出てくる池に似ているとSNSで話題となり、この景色を一目見ようと多くの観光客が訪れています。

この美しい池の底から湧き出る水は、驚くほど澄んでおり、色とりどりの鯉が優雅に泳ぐ姿が水面に映し出されます。写真撮影をしてみると、一枚の壁画のような幻想的な写真になりますよ。

四季によって周辺の水草や周囲の風景が変わり、訪れるたびに異なる美しさを見ることができます。特に晴れた日には、その美しさが一層際立ち、幻想的な光景を楽しむことができますよ。

岐阜県へのアクセス

ここからは、岐阜県へのアクセス方法を紹介します。

東京から岐阜県へアクセスする場合には、高速バスがおすすめです。「東京駅」から「岐阜駅」行きの高速バスが出ており、所要時間約6時間30分でアクセスできます。

大阪から岐阜県にアクセスする場合は、新幹線がおすすめです。「新大阪駅」から「岐阜駅」まで約1時間30分で、簡単に早くアクセスすることができます。

岐阜県の位置

まとめ

今回は、岐阜県のご当地B級グルメ「飛騨牛」の歴史や特徴を紹介しました。

飛騨牛は厳選されたブランド牛で、その味は一般的なお肉とは比べものにならないほど美味しく、きめ細かく柔らかいことがわかりましたね。

また、高級牛でありながら他の和牛と比べて低価格で楽しめることもお伝えしました。焼肉屋ステーキ以外にもさまざまな食べ方があり、どれも絶品ですのでぜひ一度食べてみてください。

また、飛騨牛以外にも岐阜県には魅力的なスポットなど見どころがたくさんあるので、みなさんもぜひ一度岐阜県に足を運んでみてください!

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