2024/12/10

京都(洛南エリア)でやるべき10のこと

日本有数の観光地「京都(洛南エリア)」でやるべき10のことをご紹介します。

清水寺

約1200年の歴史があり、世界遺産に認定された寺院。
境内には「清水の舞台から飛び降りる」の語源となった本堂や、三重塔「子安塔」などの国宝、重要文化財、パワースポットの「音羽の滝」などの見所があります。「清水寺」の参道である「三年坂」は、古くは「産寧坂(さんねいさか)」と呼ばれ、三重塔へ参拝する道という言われています。 階段を登ると京都の街並みが見え、絶景が広がります。

秋には夜の特別拝覧がありライトアップされ清水の舞台や紅葉、夜景が一望できる絶景スポットです。

東福寺

臨済宗東福寺派の大本山であるどう東福寺は、九條家の菩提寺として1236年から19年の時をかけ作られました。1425年に室町幕府第四代将軍のが再建した国宝でもある「三門」は、大仏様、禅宗様、和様の3つの異なる建築様式を使い日本の禅寺における三門としては最も古く、最大となっています。 また、日曜坐禅会があり、心を整える事ができます。

紅葉のシーズンには紅葉と寺院が日本らしく風情があります。 秋には特別拝覧があり、夜間まで見る事ができ綺麗です。

東寺

世界文化遺産にもなっている寺院です。
京都のシンボル、五重塔は木造の塔としては日本最大の高さ55mあります。落雷などで4度焼失しましたが、その度に修復され、現在の五重塔は徳川家光の寄進による江戸時代前期の塔です。

春と秋には、夜の特別観覧がありライトアップされ約200本の桜や紅葉と、五重塔が絶景美しさがあります。瓢箪池の水面に映る五重塔と桜・紅葉も大変情緒があり、とても人気です。また東寺の境内はとても広く、ゆっくりと拝観出来ます。

平等院

平安時代後期、1053年に藤原頼通が建立された阿弥陀堂、寺院です。極楽浄土を再現したといわれています。 平等院は、10円玉に描かれた「鳳凰堂」として有名で世界遺産になっています。金色の鳳凰が輝いており、池に浮かぶように建てられた御堂です。庭園は、浄土の世界をこの世にあらわしたとされており、浄土式庭園と呼ばれています。周辺の阿字池は極楽浄土にある宝池をあらわしたとされています。

桜の季節には鳳凰堂を囲むように桜が咲き、赤色とのバランスが絶妙です。また、4月から5月初旬には境内で藤棚で藤の花も見る事ができます。

八坂神社

全国にある八坂神社、素戔嗚尊(スサノヲノミコト)をご祭神とする約2,300社の総本社です。明治元年(1868)まで「祇園社」「祇園感神院」と呼ばれ、かつてこのあたりが八坂郷とという地名だったことから“八坂神社”という名称になりました。 「祇園祭」が行われることでも有名で、京都観光の中心として広く親しまれています。24時間拝覧できる神社というのも有名で、昼と夜で姿が変わり見え方が変わります。

三十三間堂

1164年、後白河上皇の法住寺殿に平清盛が建立します。その後に焼失してしまいますが、1266年に現在の本堂が再建されます。由来は本堂の内陣の柱と柱の間(柱間)が33あることからその名がついています。
観音像は、観音が困苦の衆生を救うために「十一面と千手千眼」の姿をしているとされており、前後10列の階段状の壇上に等身大の 1000体の観音立像が並んでいます。

本堂の東側にある「東庭池泉回遊式庭園」は周りに桜、スイレンなどの四季の花が咲きます。池の周囲を巡るような作りになっており、日本庭園を巡りながら見る事ができます。

高台寺(お茶体験)

1606年に豊臣秀吉の正室「北政所(ねね)」が、秀吉を弔うために創建した寺院です。伏見城から移築された「観月台」、高台寺蒔絵が施された「霊屋(おたまや)」などの重要文化財があります。桜と紅葉の季節には夜の特別拝覧がありライトアップがあります。 プロジェクトマッピングを使ったきらびやかな演出が圧巻です。

また、こちらでは1年を通して8つの特別茶会が行われ、お寺で茶道体験が出来ます。 寺院で行われるのでとても風情があり、良い思い出になります。

伏見稲荷神社

「お稲荷さん」と親しまれる伏見稲荷大社は、全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮です。その歴史は平安遷都よりも古く、和銅4年(711)の創建と伝わります。商売繁昌・家内安全のご利益があるとされています。

伏見稲荷大社の見どころといえば、「千本鳥居」です。朱塗りの鳥居が連なる光景は、圧巻です。 これは江戸時代以降に、願いごとが「通るように」または「通った」というお礼をこめて、鳥居の奉納が広まったと言われています。24時間拝覧できる神社というのも有名で、昼と夜で姿が変わり見え方が変わります。

西本願寺

京都には、2つの本願寺「西本願寺」と「東本願寺」があります。「西本願寺(龍谷山本願寺)」は、西本願寺派の総本山です。「お西さん」と呼ばれています。約400年前、江戸時代に建てられ、現存する木造建築物の中で最大級となっています。「御影堂」は、極楽浄土のような光景です。桃山文化を象徴する「唐門」は、牡丹や唐獅子などの豪華な彫刻がほどこせれており素敵です。見とれて日が暮れるのも忘れてしまうことから、「日暮らし門」とも言われています。ぜひ細部までご覧下さい。

醍醐寺

醍醐寺が創建されたのは、874年で、今から実に1200年近く前です。醍醐山とその山麓一帯ぼ敷地は、200万坪以上にもなります。京都で最も古い木造建築である五重塔も見どころのひとつで、国宝に指定されています。

また桜の名所で豊臣秀吉が1598年に700本の桜を植え、庭園を 造ったそうです。春には様々な種類の桜が咲き、夜の特別拝覧もありライトアップされ絶景です。秋には庭園の「弁天池」にライトアップされた紅葉と寺院が水面に映り幻想的です。

Young women wearing traditional Japanese Yukata at Daigo-ji temple with colorful red maple trees in autumn

まとめ

インバウンドの方向けに京都(洛南エリア)でやるべき10のことをご紹介しました。京都のこのエリアには、歴史的に古い場所や神社仏閣が多く、昔の日本が存分に味わえます。街を歩くとタイムスリップしたかのような気持ちになります。また京都を感じながの日本食、体験は特別な思い出となります。自然と共存した京都の街並み、春夏秋冬で様々な景色を見せてくれる京都の風情を是非存分に味わって下さい。