2023/11/09

日本のカレーのユニークな特徴と海外のカレーとの違いを解説!

カレーは世界中で愛される料理であり、各国で独自のレシピや風味を持っています。日本も例外ではなく、日本独自のカレー文化が存在します。

本記事では、日本のカレーと海外のカレーを比較し、日本のカレーの特徴について探ってみましょう。

日本のカレーの特徴

甘さとマイルドな味わい

日本のカレーは、一般的に他の地域のカレーと比較して甘みがあり、マイルドな味わいを持っています。これは、日本人の味覚に合わせた調整がされた結果であり、子供から大人まで広く受け入れられています。

日本ではスパイスを使って作るのではなく、すでに調合されているカレー粉やカレールーと呼ばれる固形のカレー粉で作ることが多く、野菜を刻んで煮込み、最後にカレー粉を入れるだけで完成するという手軽さから、家庭料理として愛されています。

ルーの粘度

日本のカレーは、とろみのあるルーで作られることが特徴です。これにより、ご飯との相性が良く、食べやすい一品となっています。また、野菜や肉にもよく絡み、具材を多く入れる日本のカレーに適しているといえるでしょう。

多彩な具材

日本のカレーにはさまざまな具材が使用されます。にんじん、じゃがいも、肉、ソーセージ、ポテトなどが一緒に煮込まれ、食感や風味のバリエーションを楽しむことができます。

カツカレー

日本独自のカレーバリエーションとして、「カツカレー」があります。これはトンカツ(豚カツ)をカレーとともに提供するスタイルで、カリッと揚げたトンカツがカレーとの相性を引き立てます。

海外のカレーとの違いとは?

スパイスと辛さ

海外の多くの地域のカレーは、スパイスや辛さが特徴的です。一方で、日本のカレーは辛さを抑え、甘さやマイルドな風味が際立ちます。

ルーの粘度と食材のバラエティ

海外の一部のカレーは、とろみのあるルーを使用することもありますが、日本のカレーほど一般的ではありません。また、海外のカレーでも様々な食材を使用することはありますが、日本のような具材のバラエティは見られません。

日本のカレーが世界一に!?

2022年にブルガリアの料理ガイド「TasteAtlas」が、読者の評価より世界各地の料理からトップ100を選出する「100 best rated dishes in the world in 2022」を発表しました。

そこに、なんと日本のカレーが「世界最高の料理」の1位に輝いたとのことです。

日本の料理といえば、寿司・天ぷら・・・など和食が中心でしたが、今回は日本のカレーが1位になるという、日本人にとっては驚きのランキングとなりました。

世界からも高評価の日本のカレーは、訪日時にぜひ食べていただきたい料理です。

まとめ

日本のカレーは、他の国々のカレーとは異なる甘さとマイルドな味わい、ルーの粘度、多彩な具材、そしてカツカレーなどの独自のスタイルを持っています。

海外のカレーとの比較を通じて、日本のカレーのユニークな特徴が浮かび上がります。どちらも個々の文化や好みに合わせて楽しまれており、世界中で多様なカレー文化が根付いていることが分かります。

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