静岡県

2024/04/12

【静岡県】富士宮市のご当地B級グルメ「富士宮焼きそば」の魅力を解説

今回は、静岡県・富士宮市のご当地B級グルメ「富士宮焼きそば」の魅力を解説していきます。

静岡県・富士宮市は、日本人なら知らない人はいない日本一の高さを誇る富士山がある街です。

富士山の周辺には、有名な観光スポットやキャンプ場などアクティビティが楽しめる場所がたくさんあります。

今回は、そんな魅力たっぷりの富士宮の観光スポットも一緒に紹介していくので、ぜひ最後までチェックしてください!

富士宮焼きそばとは?

富士宮焼きそばは、柔らかい普通の焼きそばと違い、コシがあるのが特徴です。

初めて食べる人は、いつもの焼きそばと違うと違和感を感じるかもしれませんが、二度三度と食べていくうちに、コシのある麺の食感と富士宮焼きそば独特の味付けがクセになるはずです。

麺は、富士宮市内にある四つの製麺業者の麺を使用しています。特徴としては、一般的な焼きそば麺の製造工程では蒸した後に一度茹でるのに対し、富士宮焼きそばの麺は茹でずに急速に冷やし、油で表面をコーティングしていることです。そのため、普通の麺に比べて水分が少なく、コシが生まれます。

富士宮市内には、味にこだわりを持った焼きそばのお店がたくさんあるので、お店によって異なる味を楽しむのもいいでしょう。

富士宮焼きそばの歴史

元々、焼きそばはお祭りの屋台メニューの定番の一つとして食べられていました。

しかし、屋台用の焼きそばの麺は、業務用の太麺であったため、厚くて大きい鉄板で、かつ火力がないと美味しく焼けないというデメリットがありました。

その後の1975年4月、東洋水産が家庭用焼きそば「まるちゃん焼きそば三人前」を売り出すようになってから家庭でも食べられるようになり、庶民の味として親しまれるようになりました。

しかし、実は富士宮ではこれより前から家庭で焼きそばが食べられていました。理由としては、1951年創業のマルモ食品工業の望月晟敏氏が、インドネシアの戦地で食べた台湾ビーフンの味が忘れられず、それを再現しようと研究していたからです。

日持ちする焼きそばを作りたかった望月晟敏氏は研究に研究を重ね、焼きそば麺を蒸した後、茹でずに急速に冷やしてから油で表面をコーティングするようにしました。こうして、日持ちする、富士宮独特のコシのある麺が誕生しました。

富士宮焼きそばの作り方

ここでは、富士宮焼きそばの作り方を紹介します。

まずは、必要な材料を切ります、肉かすは細かく切り刻み、キャベツはざく切り、にんじんはせん切り、豚肉は食べやすい大きさに切ります。

具材を切ったらフライパンに少量の油を熱し、豚肉、肉かすを入れ、中火で油が出るまでしっかりと炒めます。その後にキャベツ、にんじんを入れ、油がまわるよう炒め合わせます。

ある程度炒めたら、麺をほぐしながら入れ、水をまわし入れてからフタをし、弱めの中火で3分ほど蒸します。

蒸したらフタを取り、強火にしてソースをまわし入れ、炒め合わせます。その後、火を止めて、だし粉をふりかけたら完成です。お好みで紅しょうがを添えるのもおすすめです。

富士宮市の観光スポット

ここからは、富士宮市の観光スポットを紹介します。

富士山本宮浅間大社

富士山本宮浅間大社は、世界遺産富士山の構成資産として知られています。

摂社・末社あわせて1,300余社を超える浅間神社の総本宮で、富士山を御神体としています。

本殿・拝殿・桜門などは徳川家康の建立寄進によるもので、現在、本殿と拝殿は重要文化財に登録されています。

11月3日から5日の間に開催される富士宮まつりは10万人もの人が訪れる有名なお祭りです。

その他にも、境内には国指定特別天然記念物「湧玉池」があるなど、見どころ満載の神社となっています。

白糸の滝

白糸の滝は、富士山の構成資産で世界遺産に登録されています。また、名勝・天然記念物に指定されていて、日本観光百選滝の部では第1位を獲得している有名な滝です。

湾曲した絶壁の全面に数百の滝が絹糸のように落ちる姿が美しいことから、白糸の滝と呼ばれています。

本滝の一部を除いてすべてが湧水なところも特徴です。春には藤の花、秋には紅葉が滝をより一層美しく見せてくれます。

富士宮市へのアクセス

ここからは、静岡県・富士宮市へのアクセス方法を紹介します。

新幹線でアクセスする場合は、東海道新幹線「新富士駅」で下車したら、バスに乗り換えて「JR富士駅」行きに乗って約10分で到着します。または、JR身延線に乗り、「富士宮駅」まで約18分で到着する方法もおすすめです。

車でアクセスする場合は、東名高速道路・富士ICから国道139号へ接続して富士宮市まで約17分で到着します。

まとめ

今回は、静岡県・富士宮市のご当地B級グルメ「富士宮焼きそば」を紹介しました。

富士宮焼きそばは、普通の焼きそばと違い麺のコシがあり、麺の作り方にこだわっていることがわかりましたね。

また、お店によって異なる味付けを楽しめるので、ぜひご自身のお気に入りの味を見つけてみてください。

富士宮市には、魅力的な観光スポットがたくさんあるので、富士宮を訪れた際は富士宮焼きそばだけでなく、観光スポットもぜひチェックしてみてください。

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