山口県

2024/04/24

【山口県】ご当地B級グルメ「瓦そば」の特徴や魅力を解説

今回は、山口県のご当地B級グルメ「瓦そば」について紹介します。

山口県は、中国地方にある県で、日本の最西端に位置しています。

穏やかな瀬戸内海と広大で荒々しい日本海のどちらにも面していて、自然溢れる街です。また、歴史的な建物が多く、日本の文化に触れられる街としても知られています。

今回は、そんな魅力たっぷりの山口県のグルメ「瓦そば」と、山口県のおすすめの観光スポットを徹底解説していきます!

瓦そばとは?

瓦そばは、山口県を代表する名物で、ローカルの人たちだけでなく全国的に有名な料理です。

熱々に熱した瓦の上に、茶そばや錦糸卵、牛肉などを乗せて麺つゆでいただく料理で、ホットプレートなどで簡単に作れるため、お店だけでなく家庭でも楽しまれています。

また、レモンやもみじおろしが添えられることも多く、味の変化が楽しめます。

瓦そばの歴史

「瓦そば」が生まれたのは、昭和36年頃。

旅館業をしていたお店が「川棚温泉に名物を作りたい」と考えたことがきっかけで生まれました。その旅館業をしていたお店は現在、瓦そばを専門とするお店に変わり、地元の人に親しまれています。

瓦そばを作る上でヒントになったのは、西南戦争のときに、熊本で薩摩兵が肉や野草を瓦で焼いて食べたという言い伝えでした。

また、川棚温泉では江戸時代に湯治場として栄えた際、治安を守るために庶民が瓦を使うことが特別に許されたことから、瓦は生活に欠かせないものと考えられており、これにより瓦を使った料理が考案されました。

瓦そばを作った旅館が廃業した際に、一度は食べられなくなってしまいましたが、「また食べたい」というお客さんの声で、瓦そば専門店に生まれ変わったのです。

まだ歴史の浅い料理ですが、今後は山口県の郷土料理になるであろうと言われています。

瓦そばの魅力

瓦そばの魅力はなんと言っても、瓦の上で作っていることから長時間熱々な状態を保つことができることです。

瓦は遠赤外線効果により保温性にも優れているため、最初から最後まで熱々で美味しいそばを楽しむことができます。

瓦そばの作り方

ここからは、瓦そばの作り方について紹介します。

まず、沸騰させた混合だしに醤油とみりんを加え、ひと煮立ちさせ、アルコールを飛ばします。

その間にホットプレートを温め、油を引き、牛肉を炒めます。牛肉の赤色がなくなったら、酒、砂糖、醤油を入れ、煮汁が無くなるまで煮てから取り出します。

茶そばは、基準の茹で時間よりも1分程度短めに茹でて、ざるにあげ、水気を切りましょう。

茶そばの水を切ったら、ホットプレートに油を引いて茶そばをほぐし入れます。全体が温まったら、少し時間を置いて茶そばに焼き目をつけます。

茶そばがカリッと仕上がったら、その上に錦糸卵、牛肉、青ネギ、刻みのりを盛り付けて、レモンの輪切りの上に盛り付けたら完成です。

温めたつけ汁につけて食べましょう。

山口県の観光スポット

ここからは、山口県の観光スポットについて紹介します。

角島大橋

角島大橋は、テレビCMやロケ地として使われることが多い有名な橋です。

白い砂浜と真っ青な海を一望できる角島大橋は、「まるでリゾート地のように美しい」として地元の人だけでなく、毎日多くの観光客が訪れています。

さらに、角島大橋は無料で渡れる橋としては日本で一番長く、その長さはなんと1,780mにもなると言われています。

天気のいい日は、山口県の絶景を楽しみながらサイクリングやドライブ、ウォーキングをしてみてはいかがでしょうか?

元乃隅神社

元乃隅神社は、白狐のお告げによって昭和30年に建立されました。123基の赤鳥居が100mにも渡って立ち並ぶ姿が美しい神社で、山口県屈指の絶景として知られています。

商売繁盛や大漁・海上安全をはじめ、良縁、子宝、開運厄除、福徳円満、交通安全、学業成就など様々な願いごと成就するとして有名です。

秋芳洞

秋芳洞は、秋吉台の地下にある日本屈指の大鍾乳洞です。

長さは国内第2位の約11.2キロメートルもあります。洞内の気温は一年を通して17℃を保たれているため、夏は涼しく冬は温かく観光しやすいです。

段丘の中腹から流れ出る水が、波紋の形に固まってお皿のように重なっている「百枚皿」や「洞内富士」など、自然が作り出した造形美を楽しむことができます。

山口県へのアクセス

ここからは、山口県へのアクセス方法について紹介します。

東京からアクセスする場合は、飛行機がおすすめです。羽田空港から約1時間30分で山口宇部空港にアクセスすることができます。

大阪からアクセスする場合は、新幹線で新大阪駅から約2時間20分で新山口駅にアクセスします。その他、高速バスで大阪駅前から山口米屋町まで約11時間でアクセスするのもおすすめです。

まとめ

今回は、山口県のご当地B級グルメ「瓦そば」について紹介しました。

瓦そばは、歴史が浅い料理ではありますが、ローカルの人から愛されている名物料理であることがわかりましたね。

また、作り方が簡単でたくさんの量を一度に作ることができるので、家庭でも愛されているのでしょう。

山口県の魅力は「瓦そば」だけでなく、角島大橋や元乃隅神社など観光にぴったりなスポットがたくさんあります。

山口県に遊びに来られる際は、ぜひ瓦そばと観光スポットをチェックしてみてください。

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