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2023/11/06
【大分県】ご当地B級グルメをご紹介!

この記事の目次
この記事では、大分県のB級グルメに焦点を当てて、地元ならではの絶品料理をご紹介します。
大分県といえば、瀬戸内海や豊後水道(ぶんごすいどう)に面しており、日本有数の温泉地としても知られている地域です。
地元の味や名物を知りながら、大分の魅力を探っていきましょう!
大分県のB級グルメとは?ご当地ならではの人気メニューもご紹介
B級グルメとは、地元の人々に愛される手軽でおいしい食べ物のことを指します。大分県ではサクッとジューシーな「とり天」や「からあげ」、コシのある「別府冷麺」など、趣向を凝らしたご当地グルメがたくさんあります。
今回は、大分県ならではの絶品料理をご紹介します。
大分ご当地グルメの定番 とり天
大分のご当地グルメといえば「とり天」。しょうゆやニンニクの風味が広がる鶏肉にサクふわな衣をまとわせた、大分県のソウルフードです。特産品のかぼすを絞ったり、からしを添えた酢醤油やポン酢、天つゆをつけたりして食べられます。
鶏肉の旨みやサクサクッとした食感、さっぱりとしたタレも相まって、ごはんが進むこと間違いなしのおいしさです。市内の飲食店で提供され、お店によってこだわりのとり天がいただけます。
名店ぞろいの聖地グルメ 宇佐・中津からあげ
大分県の宇佐市や中津市は、鶏のからあげ専門の名店が数多くある地域。しょうゆやニンニク、生姜、スパイスなどが入った、お店こだわりのタレにつけてから揚げるのが特徴です。
風味豊かな下味がしみたから揚げは、噛んだ瞬間にじゅわっと鶏肉の旨みがあふれ、しっかりとしたしょうゆの味つけに、ついつい手が伸びてしまいます。お店によって骨付きや砂ずり、ナンコツなどからあげの種類が豊富で、他県では味わえない部位に出会えるのも宇佐・中津からあげの魅力です。
引き締まった歯ごたえと濃厚な味わい 関アジ・関サバ
瀬戸内海と太平洋の海水がぶつかり合う豊後水道(ぶんごすいどう)で、県の漁協組合によって一本釣りされた真アジや真サバを「関アジ・関サバ」と呼びます。美しいツヤが特徴の「関アジ」は、かぼすなどをしぼると旨みがいっそう感じる食材です。一方、「関サバ」は一般的な真サバよりも大きく、金色がかった色合いをしているのが特徴です。
どちらもきゅっと引き締まった身でプリプリッとした食感が楽しめます。高級魚としても名高い「関アジ・関サバ」は、1年を通して脂ののりが安定しており、刺身でいただくのがおすすめの食べ方です。大分市内の飲食店や産地の直売所でも召し上がることができますよ。
パリッとモチッとした食感と香ばしい焼き目 日田焼きそば
日田市で愛されるソウルフード「日田焼きそば」。昭和の時代に生まれて以来、今なお愛され続けているご当地グルメです。その特徴は、パリッとモチッとした香ばしい焼き目にあります。鉄板で炒めるというよりはしっかりと焼くことで香ばしい風味とパリパリの食感が生まれます。
麺の太さやソースの味、具材は店によってさまざま。トッピングに生卵をのせたものや、もやしやねぎのシャキシャキ感を味わえるもの、スパイシーなソースを絡めたものなど、香ばしい麺との相性が楽しめる逸品です。
コシのある太麺とやさしい和風だしスープ 別府冷麺
あっさりとした和風だしとコシのある太麺が印象的な「別府冷麺」。季節を問わずツルッと食べられる太麺とやさしい味わいのスープが、食欲をかき立てられるおいしさです。
戦後、満州から帰った日本人が、朝鮮料理の冷麺を再現して作ったのが始まりなのだそう。代表的な特徴には、そば粉を使った麺や魚介系の和風だし、牛肉のチャーシュー、キャベツのキムチを添えることなどがあります。
店によってスープやトッピングに違いがあり、自由なスタイルを展開しているのが「別府冷麺」。人から人へさまざまな形で広まったその味は、お店ごとの特徴やこだわりを楽しむご当地グルメと言っても過言ではないかもしれません。
にらの旨みたっぷり醬油ベースの炒め物 にら豚
「にら豚」は大分市特産のにらをたっぷりと使った、しょうゆ味ベースの炒め物です。シャキシャキとしたキャベツや豚肉に甘辛い味つけがからんだ、ごはんのおかずにもってこいの一品です。
誕生したきっかけは、大分市でにらの栽培が始まって数年が経った頃。市内の中華料理店で、「地元の特産品を使って、安くておいしい料理を作ろう」という思いから考案されたのだとか。現在は大分市内の多くの中華料理店で提供されており、具材を炒めて調味料を入れたら、強火で一気に炒めるのがコツだそうですよ。
産地直送の絶品手打ち麺 豊後高田そば
豊後高田そばは、生産から手打ちまで地元で行われるご当地そばの一つです。一定以上の技術を習得した店舗のみで提供されており、手打ち限定で、そばの三たてである「ひきたて、打ち立て、茹でたて」のそばが食べられます。
豊後高田そばの特徴は、爽やかな味の「春そば」と奥深い味の「秋そば」、年2回の新そばが味わえること。噛めば噛むほどそばの香りが広がり、滋味に富んだ奥深い味わいでついつい夢中になってしまうおいしさです。お店によって、ツルッとした歯切れのよい細麺やざらざらとした舌ざわりの粗びきそばも人気です。そばの産地で絶品の手打ち麺を食べてみませんか?
漁師町佐伯の家庭料理 佐伯ごまだしうどん
「ごまだし」とは、焼いたエソやアジ、カマスなどの白身魚に、すりごまやしょうゆ、みりんなどを混ぜて作る、佐伯の伝統的な調味料です。ゆでたうどんに「ごまだし」をのせてお湯をかけると、佐伯の家庭料理「ごまだしうどん」のできあがり。焼いてすりつぶした魚やごまを加えることで、濃厚な魚の旨みとごまの香りが引き立つ、コク深い味わいになります。
「ごまだし」は漁師町の佐伯市で、魚がたくさんとれたときの保存食として作られたとも言われています。作り置きをしてうどんやお茶漬け、ゆでた野菜や豆腐にも合う、万能調味料として親しまれています。加えるだけで手軽に味の濃さを変えられるのもいいですね。
甘めのしょうゆダレが絡む ひゅうが丼
津久見の「ひゅうが丼」は、マグロの切り身をしょうゆや砂糖、酒、ごま、卵黄などを加えたタレに漬けて、あつあつのごはんにのせた丼です。マグロの濃厚な味わいと甘辛いタレがごはんにマッチ。生姜やねぎの爽やかな香りがよいアクセントになっています。
お茶漬けにすると、最後の一口まで余すところなく味わえますよ。もともとは漁の合間に手早く栄養がとれるようにと考えられた漁師料理でしたが、現在は津久見市内の飲食店でも食べることができます。
食材の旨みを閉じ込めた別府名物 地獄蒸し料理
別府市の鉄輪(かんなわ)温泉では、路地のあちこちからもくもくと湯けむりが立ち上ります。「湯治場」としても有名なこの土地では、温泉の蒸気を利用して作る「地獄蒸し」という料理があります。
魚介類や肉類、お芋や卵、野菜など、好みの食材を蒸すシンプルな調理法ですが、素材のおいしさをストレートに味わえる一品です。塩やしょうゆ、ポン酢などお好みのタレにつけていただきます。体験としてもわくわくする「地獄蒸し料理」。鉄輪温泉を訪れた際はぜひ召し上がってみてはいかがでしょうか。
大分県の位置

まとめ
今回は大分県のご当地B級グルメをご紹介しました。定番の「とり天」以外にも、異国の冷麺をアレンジした「別府冷麺」や土地柄を活かした「地獄蒸し」など、大分でしか味わえないご当地グルメがたくさんあります。
大分県を訪れた際は、ぜひこれらの絶品料理を味わってみてくださいね。
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