2025/01/13

福島(会津エリア) でやるべき10のこと

福島(会津エリア)でやるべき10のことをご紹介します。

会津鶴ヶ城

住所:福島県会津若松市追手町1-1

1384年に建てられ当時は黒川城と呼ばれ、7層だった階層は地震により5層になったそうです。様々な戦いの末、石垣が無くなってしまいますが1965年に再建され復活したそうです。「天守閣」は赤瓦になっており、鶴ヶ城だけの貴重なものになっています。小豆色の瓦が美しいです。「麟閣(りんかく)」は重要文化財になっており、お茶体験が出来ます。茶室としてもとても雰囲気があるのでオススメです。

冬の鶴ヶ城の雪景色は雪国ならではの光景で圧巻です。紅葉のライトアップもあるので詳細はイベント情報をご確認ください。

大内宿

住所:福島県南会津郡下郷町大内

1643年に会津西街道の宿場として栄えていました。その面影が残っている建物や街並みが、国重要伝統的建造物群保存地区になっています。お団子やお煎餅などの食べ歩きができたりお土産やさんがあったりします。ネギ一本を使ってお蕎麦を食べる「ネギそば」が有名なので是非ご賞味ください。

「見晴台」は大内宿を一望することができる場所です。冬の季節には屋根の上や道路に雪が乗り綺麗な雪景色です。

塔のへつり

住所:福島県南会津郡下郷町大字弥五島字下タ林

奇岩怪石が塔のように並んでいる場所で1943年に国の天然記念物となっています。百万年の歳月をかけ、浸食と風化を繰り返し作られました。「へつり」とはこの地方の方言で、川に迫った断崖や急斜面という意味だそうです。断崖まで橋が掛けられ、内部をみることが出来ます。自然が作り出した絶景です。秋には紅葉と岩壁が自然と共存しており圧巻です。

五色沼

住所:福島県耶麻郡北塩原村檜原剣ケ峯

1888年磐梯山頂北側部分が水蒸気爆発によって山体崩壊し、岩が川を止めてこのエリアに数百もの湖沼が形成されたそうです。2016年にミシュラン・グリーンガイド1つ星に認定されました。「五色沼」は様々な色彩があることからついているそうで、エメラルドグリーンなどの色になり「神秘の湖沼」とも呼ばれているそうです。

最も大きな「毘沙門沼」では手漕ぎボートができます。(冬季以外)

秋の季節には沼の青色と紅葉の赤色が自然のコントラストをうみ、絶景です。

達沢不動滝

住所:福島県耶麻郡猪苗代町達沢

安達太良山系船明神山に源をもつ不動川にかかる滝です。「白虎隊」の悲劇が生まれることになった歴史の道が、滝へ向かう参道入口にあります。高さ10m、幅16mあり、大きい岩肌をカーテンのように豪快に流れる男滝と、その西側にひっそりとある女滝があります。緑、木々に囲まれている神秘的な場所です。秋には滝の周りに紅葉が色づきとても美しいです。

猪苗代湖

福島県の中央にあり、猪苗代町と会津若松市、郡山市の3つにあります。面積は103㎢、深度は93mで日本では、4番目に大きい湖です。12月頃から集まり、2月頃にピークを迎える白鳥は、シベリアから3000羽ほどやってきます。白鳥は国の天然記念物にもなっています。

磐梯山から見える山頂に積もった雪と猪苗代湖も情緒がありとても美しいです。

円蔵寺

住所:京都府京都市左京区一乗寺小谷町13

807年に徳一大師によって創建され、日本三大虚空蔵菩薩の一つに数えられた丑寅年生まれの守り本尊です。会津では親しみを込めて「柳津の虚空藏さま」と呼ばれているそうです。

境内にある撫牛像は会津地方の民芸品「赤べこ」(上の写真)の由来となっており、昔から「幸せを運ぶ」と伝えられています。本堂から眺める「庭園・十牛之庭」がとても美しく風情があります。

会津武家屋敷

住所:福島県会津若松市東山町石山院内1

会津武士道を中心とした会津の歴史、文化を知ることが出来ます。2300坪及ぶ会津藩家老西郷頼母邸は木造の和様建築で豪華壮大です。タイムスリップし会津武士の生活を見ることが出来ます。他に歴史資料館、県重要文化財の陣屋や茶屋などもあります。また弓道体験でき、的を射ぬくと景品も貰うことが出来ます。赤べこや、起上り小法師の絵付けの体験コーナーもあり楽しめます。

新宮熊野神社

住所:福島県喜多方市慶徳町新宮熊野2258

1055年に源頼朝が創建し、古社の拝殿「長床」は平安時代の寝殿造りの建物で国の重要文化財に指定されています。直径1尺5寸(45cm)の円柱44本が等間隔に5列並び、吹き抜けになっています。長床とともに神社の歴史を見守ってきた「御神木の大イチョウ」は高さ30m、根本周りは8m以上あり樹齢800年でとても存在感があります。併設されている「熊野神社宝物殿」には銅鉢や多くの国、県指定文化財があり拝観できます。

會津藩校 日新館

住所:福島県会津若松市河東町南高野

1803年に建設された人材の育成を目的とした会津藩の最高学府です。10歳で入学し学問や武道、心身の鍛錬を行っていました。約8千坪の敷地に武道場や、この時代にはあまりなかった天文台、日本最古のプールといわれる水練水馬池があり、白虎隊の少年達のような優秀な人材を輩出しました。江戸建築や当時の学習の様子を見ることが出来ます。また、弓道や座禅などの武士道体験、赤べこ・白虎刀の絵付け体験もできます。

まとめ

福島(会津エリア)でやるべき10のことをご紹介しました。鶴ヶ城、大内宿のような昔ながらの建造物が残っているところや、塔のへつり、五色沼のような自然と出来た場所など様々ありました。雪国ということもあり、雪との共存がとても美しい景色を見せてくれる場所でもあります。体験も充実しているので日本でしか出来ない思い出をぜひ福島で行ってみて下さい。