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2025/01/28
【長野県でスキーと温泉を楽しむ】野沢温泉スキー場の人気完全ガイド

この記事の目次
野沢温泉スキー場は何県にある?
野沢温泉スキー場は長野県の野沢温泉村にあります。長野県は1998年に開催された長野冬季オリンピックをきっかけに世界中で有名になりました。オリンピック選手が滑走しているパウダースノーの美しさは今も変わりません。
野沢温泉は長野県の北部にあり、日本でただ一つだけ「温泉」という名前がつく村です。野沢温泉村に住んでいる人々が3000人台に対して、コロナの影響がある前には海外からの観光客は1年間だけで14万人も訪れていました。

このスキー場に訪れた多くの方が「外湯(そとゆ)めぐり」を楽しみます。外湯とは宿泊施設の外にあって誰でも利用できる浴場のことです。外湯は江戸時代から野沢温泉村で生活している方々が管理し、いつでも新鮮な香りや色や肌触りの天然温泉として維持されています。
外湯は野沢温泉村に住んでいる方々が毎日利用しているので、地元の温かい村人とのふれあいを経験できます。電気や水道料金の支払いも掃除も地元の方々が行っていることを意識して入浴しましょう。
ひざから下だけ温泉に入浴する足湯(あしゆ)がある旅館もあり、誰でも無料で利用できます。温泉たまご専用の温泉で誰でも自由に作って食べられる温泉卵は黄身が半熟のゆで卵で、日本全国の有名な温泉地の名物です。
野沢温泉スキー場はなぜ人気?
野沢温泉スキー場は海外から訪れる人がとても多いスキー場です。海外からの野沢温泉スキー場のリピーターに野沢温泉スキー場の魅力を質問すると、「他のスキー場よりも日本らしさを楽しめる」と答える人が大勢います。
野沢温泉スキー場ではスキーだけでなく、日本の文化や日本にしかない雰囲気も楽しめます。日本には有名な温泉街がいくつかありますが、パウダースノーのスキー場まで歩いて行ける温泉街は他にはありません。
また、野沢温泉村では海外の方が日本らしい雰囲気で過ごせる環境を整えた宿泊施設を充実させてきました。その結果、この村にスキーをメインにして訪れる外国人観光客は5泊以上滞在する人が多いです。
このスキー場で最も質のいい雪の上を滑れるシーズンはピーク12月から次の年の2月です。標高1,650メートルの麓に位置し、11月下旬から半年間もの長い期間にわたってスキーヤーが訪れます。1番寒い時期は1月と2月で、雪が2メートル以上も積もる日もあります。
さらに、海外からの観光客が過ごしやすいように英語での案内表示がある施設が増えました。日本では発行されていないカードを使用できるATMも簡単に見つけられます。外国人観光客が無料で使用できるJapan Free Wi-Fiが普及しているので、スキー場の山の上でSNSに動画や写真をアップすることも可能です。
野沢温泉スキー場の最寄り駅がある飯山市では「COME DISCOVER IIYAMA」というYouTubeチャンネルを運営し、市内に住んでいる外国人が現地のおすすめの文化や飲食店を発信しています。
野沢温泉スキー場でおすすめのコース
野沢温泉スキー場はコースが297haもあり、1番長い滑走距離は1万メートルもある日本を代表する広大なスノーリゾート地です。スキーの経験がない子どもからプロフェッショナルな上級者まで満足できる44本の多彩なコースが揃っています。

大自然に囲まれて滑りたいスキーヤーには「やまびこゲレンデ」がおすすめです。このスキー場で標高が一番高くていつ訪れても最高の質の雪の上で滑ることができるコースで、5メートル以上積もることもあります。
毎年世界中のスキーヤーがパウダースノーの上を滑れる確率が高いこのコースに訪れます。滑走距離は1300メートルもあり、晴れた日は日本海が見える日本ならではの絶景です。レストハウスでは野沢温泉名物の野沢菜を使ったガーリックステーキライスが食べられます。
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初心者でのんびり滑りたい方は「上ノ平(うえのたいら)ゲレンデ」がおすすめです。コースの幅が広くて傾斜がゆるやかな場所が多く、高いところから滑る自信が無くても安心して滑れます。
上ノ平ゲレンデには座席がふわふわのソファのレストハウスがあるので、ゆっくりと体を休められます。このレストハウスの人気メニューのカツカレーは日本発祥でボリューム満点です。ゴーグルやワックスを買うこともできます。
野沢温泉スキー場は小さな子どものスキーデビューとしても人気です。「日影(ひかげ)ゲレンデ」には子どもが安心して雪やそりで遊べるスペースや、授乳やおむつ交換ができるスペースは無料で使えます。
このゲレンデまでは野沢温泉までは平らなエスカレーターで子どもでも無料で簡単に到着可能です。また、レストハウスが充実しています。長野県でしか食べられないサーモンの丼やオーガニックのハンバーガーとクラフトビールを注文したり、ソフトクリームだけで休憩したりと、自由に過ごせるゲレンデです。
全部では初心者用から上級者用までバランスよく44種類のコースがあり、11月下旬から次の年の5月下旬まで長い期間楽しめます。特に雪の質にこだわるなら12月から翌年の2月までの3カ月間が最もいい状態のパウダースノーです。
アクセス方法
野沢温泉スキー場は2015年3月に北陸新幹線が開通して最寄り駅の飯山駅ができたので大変アクセスしやすくなりました。東京駅からは北陸新幹線の下りで飯山駅まで1時間40分、さらに新幹線「あさま」か「かがやき」で長野駅に向かってからJR飯山線で1時間です。
「あさま」は東京駅から長野駅間を、「かがやき」は東京駅から金沢駅と敦賀駅の間を走っていて、「あさま」には自由席があります。どちらに乗っても無料のWi-Fiサービスを利用でき、座席の電源コンセントの利用は無料です。
飯山駅からは野沢温泉村まで行くバスがあります。午前8時台から午後9時台まで利用できますが、1時間以上運行していない時間帯もあるので時刻表をチェックしておくと安心です。野沢温泉村から野沢温泉スキー場へも無料のシャトルバスがあります。
名古屋駅からはJR中央篠ノ井(ちゅうおうしののい)線に乗り、長野駅で降りたら直通バスで約75分です。大阪方面からは新大阪駅から特急サンダーバードで福井県の敦賀駅で降り、新幹線で飯山駅に向かいます。さらにJR飯山線に乗って戸狩野沢温泉駅で降りたらタクシーで約20分です。
野沢温泉スキー場には駐車場がありますが、大型車は使用できません。また、車の中で朝まで過ごす車中泊は禁止されています。
まとめ
アクティブにスキーを楽しみながら日本の情緒を味わえるスキー場が野沢温泉にはあります。親子からプロスキーヤーまで対応している毎年11月から翌年5月までスキーができて、ゲレンデ食が充実しているため1日を楽しく過ごせること間違いありません!
イベントも豊富でワンシーズンに何度も訪れたくなるかもしれません。