2025/01/24

新潟(下越エリア)でやるべき10のこと

新潟(下越エリア)でやるべき10のことをご紹介します。

笹川流れ

住所:新潟県村上市寒川~浜新保
・笹川流れ観光汽船・新潟県村上市桑川975−44

村上市浜新保(鳥越山)~寒川(狐崎)の約11km区間の海岸線で、国の天然記念物になっています。「笹川流れ」とは889年まであった笹川村から、沖合いの岩場まで潮流が見られたことから付けられています。奇岩・怪岩・孤島・洞窟・開門等を見ることが出来ます。「笹川流れ観光汽船」は海側からの景色が楽しめ、ついてくるカモメに餌づけ体験もすることが出来ます。

安前小路

住所:新潟県村上市小町

1655年に創立された安善寺に由来する「安善小路」は2002年から始まった黒塀一枚千円運動で出来た場所です。歴史的な建物が立ち並び、城下町の風情が感じられます。黒塀一枚千円運動とは市民などから1000円のご寄付を募り、その資金を元に街を作るプロジェクトのことです。460mの黒塀があり、モミジやヒバ、イチョウなどの樹木が共存しとても綺麗です。昔の外観を残そうと沢山の方が協力してこの場所を作り上げたそうです。是非訪れて見てみて下さい。

清水園

住所:新潟県新発田市大栄町7-9-32

1658年に造られた新発田藩主溝口氏の下屋敷です。敷地は4,600坪で広く、「庭園」は大池泉を中心に樹木や5つの茶室があり、そこからの眺めはそれぞれ違う見え方でとても綺麗です。かつて豪農伊藤家の作徳米集約庫だった米蔵は新発田藩の資料、赤穂浪士のひとり堀部安兵衛の資料が展示されています。秋の季節には紅葉が綺麗に色づき風情があります。ライトアップも行われるので是非ご覧ください。

弥彦神社

住所:新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2

392年、国開拓の神業を終えた天香山命は弥彦山に埋葬され、御子の天五田根命が奉祀したことから始まったそうです。創建から2400年以上の神社で、日本最古の万葉集にも詠われています。「玉の橋」と呼ばれる赤い橋は神様が通る橋と言われ、人は渡ることができません。由緒正しき橋は朱色で綺麗です。

境内の外には「奥宮(御神廟)」があり弥彦山の山頂へ、ロープウェイを使っていきます。鳥居と新潟の景色が見れる絶景スポットです。オフシーズンや天候が悪いと入れない為、特別感がありますね。

新発田城

住所:新潟県新発田市大手町6

1598年に築城し、3代宣直侯のときに完成したそうです。多くある山城と違い、平地に作られています。政治・経済の中心として交通の便利さを考えられてのことだそうです。天守閣の代わりを果たしていたのが「三階櫓」です。3匹のしゃちほこを配するという独特の櫓で、櫓の屋上にはしゃちほこが二つではなく三つ乗っている、唯一の珍しい城です。

春には桜、夏には蓮の花、秋には紅葉、冬には一面の情緒ある雪景色と一年を通して楽しむことが出来ます。

足軽長屋

住所:新潟県新発田市大栄町7-9-32

1842年新発田藩が城下の道路沿いに軍事的理由で建てられた下級武士の8戸棟割り長屋で、幕末まで4棟あった長屋のうちの1棟です。1969年の春頃まで人が住んでいたそうです。同年、江戸時代の下級武士の住居と生活様式を残し、日本で唯一の建造物として国重要文化財になりました。当時の住人は姓のあるのは1人だけで、ほか7人は名のみだったそうです。(足軽は農民出身の為、姓が無かったとされています。)当時の質素な暮らしを覗ける施設となっています。

瓢湖

住所:新潟県阿賀野市水原313-1

江戸時代(1603年頃)に造られた用水地で「白鳥の渡来地」として国の天然記念物になっています。2008年にはラムサール条約登録湿地となり、水鳥の生育地が守られています。白鳥は毎年10月上旬から3月下旬までおり、11月ピーク時には5,000羽~6,000羽の白鳥がいます。白鳥の種類はコハクチョウ、オオハクチョウです。

オススメの時間は6~8時の日の出頃です。朝焼けに染められた五頭連峰を背に飛び立つ姿はとても美しいです。

新潟税関旧館

住所:新潟県新潟市中央区柳島町2-10

海外に開かれた国内五つの開港場(函館・新潟・横浜・神戸・長崎)で、唯一存在する開港当時の税関の建物です。地元の大工が西洋建築を模して造った建物で、擬洋風建築と呼ばれています。一見は洋風の建物ですが、和風の技術で造られているところがあり特徴があります。中でもなまこ壁ときんちゃく型のガラス窓は随所に伝統的な和を感じられます。「石庫」は、税関に持ち込まれた輸出入貨物を一時的に保存する保税倉庫として使用していたそうで、見ることができます。

狐の嫁入り屋敷

住所:新潟県阿賀町津川3501-1

狐の嫁入り行列を基とした施設です。狐の嫁入り行列はお天気雨の事を言います。人に見られてはいけないというルールがあり狐がお嫁に行く時は偽物の雨を降らせ、突然の雨に驚いた人々が屋内に入っている間に嫁入りを済ませたという言い伝えがあります。この施設では、「狐の面づくり体験」ができ、お面に模様を書くことが出来ます。他にも狐のメイク体験、わら細工体験、竹細工体験ができ、日本に触れることが出来ます。

今代司酒造

住所:新潟県新潟市中央区鏡が岡1-1

新潟は日本酒が有名で、その中で老舗の1767年創業の酒蔵です。創業当初は酒卸業や旅館業などをしていましたが、のちに酒造りに本格参入したそうです。日本一の蔵元数を誇る新潟県において、玄関口である新潟駅から最も近い位置に蔵があります。2006年からは、全国でも珍しい醸造アルコールの添加を一切行わない全量純米仕込みにし、純米大吟醸酒、純米吟醸酒、純米酒のみを作っています。酒蔵見学では、老舗である風情のある建物の中を案内してくれ、今代司の試飲が出来ます。

まとめ

「新潟(下越エリア)でやるべき10のこと」をご紹介しました。「笹川流れ」「瓢湖」など自然の観光地や「新発田城」「足軽長屋」など武士に関連した建物もありました。酒造も沢山あり今回紹介した「今代司酒造」に以外にもあるので巡ってみるのも良いですね。