熊本県

2024/07/17

【熊本県】ご当地B級グルメ「だご汁」の歴史や特徴を紹介します

今回は、熊本県のご当地B級グルメ「だご汁」の歴史や特徴を紹介します。

熊本県は日本の九州地方に位置している県で、水が綺麗で美味しいことや、澄んだ水が育む農産物が美味しいことなどで有名です。

また、日本三名城の一つである熊本城やご当地キャラクターのくまモンなどもよく知られています。

今回は、そんな魅力あふれる熊本県のご当地B級グルメ「だご汁」について紹介していきます!

だご汁とは?

だこ汁は、小麦粉や米の粉を水で練ってしばらく寝かせたものを、手で延ばして千切り、団子にしたものを入れた汁のことです。

この他に、人参やほうれん草、里芋、ごぼうなどの季節の野菜をたくさん入れ、味噌や醤油で味付けして食べられています。

だご汁の歴史

だご汁は昔から、農作業の合間に食べられて親しまれてきました。これは、簡単に作れて栄養価が高く、お腹にも満足感があるからだと言われています。

「だご」という言葉は熊本で使われる言葉で「だんご」のことを指しており、別名「だんご汁」とも呼ばれます。

だご汁の特徴

だご汁は九州全体で食べられていますが、熊本ではだんごの材料としてさつまいもを使うことが多いのが特徴です。

例えば、生のさつまいもでだんごを作って入れた「いきなりだご汁」は熊本市発祥の食べ方で、さつまいもを混ぜて甘みを出し、柔らかくつるんとした食感の「おひめさん団子汁」っは鹿本菊池地区発祥など、熊本県の中でも食べ方が異なります。

さらに、さつまいもと黒砂糖で作った甘いあんこをさつまいもの生地で包んだ「あん餅だご汁」はデザート感覚で食べることができるなど、地域や家庭、お店によって異なる味付けが楽しめるのが魅力と言えるでしょう。

だご汁の作り方

ここからは、だご汁の作り方について紹介します。

まず準備するものは、薄力粉120g、瀬戸のほんじお小さじ1/4、60~70度の湯1/3カップ、鶏もも肉1枚、大根100g、里芋150g、ごぼう2/3本、にんじん1/2本、しいたけ数枚、長ねぎ1本、水8カップ、ほんだし小さじ山盛り2、みそ大さじ6です。

まず、ボウルに薄力粉と瀬戸のほんじおを入れて混ぜたら、湯を少しずつ加えてよく捏ね、そのまま30分程度寝かせましょう。

寝かせている間、鶏肉をタテ半分、1cm幅に切ります。

大根は5mm幅のいちょう切り、里いもは1cm幅のいちょう切り、ごぼうはそぎ切り、にんじんは5mm幅の半月切り、えのきだけは根元を切って半分に切り、しいたけは薄切り、ねぎは1cmの長さにぶつ切りにしておきます。

次に、鍋に水とほんだしを入れて火にかけ、鶏肉を加えて煮立たせたらアクを取ります。

鶏肉がしっかりと煮立ったら野菜を全て入れて5分ほど煮込みます。

そこにみそ半量を加えさらに煮立ったら、初めに寝かせておいた生地をちぎりながら加え、またさらに煮ましょう。

野菜がやわらかくなり、だごにも火が通ったら、残りのみそを加えて味を調整します。

器に入れたら、お好みで小ねぎや七味唐辛子、柚子胡椒を乗せて完成です。

熊本県の観光スポット

ここからは、熊本県の観光スポットを紹介していきます。

幣立神宮

弊立神宮は熊本県上益城にある神代の時代の高天原と仰がれている神社です。

天地開闢に係るような神々を祀っており、その歴史はなんと15000年以上と言われています。

別名「隠れ宮」とも呼ばれており、実際に足を運んでみると山の奥にひっそりと建っていることがわかるかと思います。

毎年8月には、「五色神祭」という世界の神々が一度に集まって人類の幸福、世界の平和を祈るお祭りが開催され、多くの人が訪れます。

大観峰

大観峰は熊本県阿蘇市にある標高は約935メートルの山です。

山頂からは熊本の街並みはもちろん、阿蘇谷などを眺めることができ、熊本県を代表する絶景スポットと言われています。

山の周辺には飲食店やお土産屋さんなどが立ち並んでおり、登山客だけでなく観光に訪れる方もたくさんいます。

上色見熊野座神社

上色見熊野座神社は熊本県阿蘇郡にある神社です。

参道沿いには97基もの石灯籠が立ち並び、苔むした緑色の世界に陽が差し込む光景が幻想的なことから、「異世界への入り口」と呼ばれSNSでも話題になっています。

この神社には試験合格や必勝のご利益があると言われていて、毎年受験の時期になると多くの参拝者が訪れます。

さらに、大切な人との縁を繋いでくれるというご利益があると信じられており、商売繁盛を願いに訪れる参拝者も少なくありません。

熊本県へのアクセス

東京から熊本県へアクセスする場合には、飛行機がおすすめです。「羽田空港」から「熊本空港」へは約2時間でアクセスすることができます。

大阪から熊本県へアクセスする場合にも、飛行機を利用するのがおすすめです。「関西国際空港」から「熊本空港」までの飛行機が運行しており、約1時間30分でアクセスすることができます。

熊本県の位置

まとめ

今回は、熊本県のご当地B級グルメ「だご汁」の歴史や特徴について紹介しました。

だご汁は、手軽に作ることができ栄養価の高い郷土料理であることがわかりましたね。また、熊本県内だけでも地方によってさまざまな味付けがあり、自分の好みのスタイルを見つけられる点が魅力であることもお伝えしました。

さらに熊本県には郷土料理以外にもさまざまな魅力があり、ここでは中でも魅力的な観光スポットを紹介しました。

ぜひみなさんも熊本県へ足を運んだ際には、だご汁を食べるだけでなく、今回紹介した観光スポットにも訪れてみてください!

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